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【シックスハット思考法】新たな視点でアイデアを輝かせる
こんにちは!
川江光です!
仕事で新しい案や課題解決が必要な場面、どうしても自分の考え方の癖が出てしまったり、アイデアがマンネリ化してしまっている事はないでしょうか。
今回は色々視点を変えて分析してみる事で新しいアイデアを生み出す「シックスハット法」について取り上げたいと思います。
①シックスハット法とは?
「シックスハット法」はエドワード・デ・ボノ博士によって提唱された、意思決定と問題解決に役立つフレームワークです。
この方法では異なる色の6つの帽子(視点)を使って、自分の考えや常識にとらわれず多角的に分析して考える事ができます。
シックスハットの思考法を活用する事で、以下のようなメリットがあります。
・バランスの取れた意思決定
異なる視点から考える事で偏った意見や情報を防ぎ、バランスの取れた意思決定をする事が出来ます。
・創造的な発想
従来のアイデアにとらわれず、新たな発想を生み出す事が出来ます。
・リスクの最小化
問題点やリスクを洗い出し、事前に対策を考える事ができます。
②シックスハットの役割は?
各帽子(視点)の役割をご紹介します。
・白 (情報の収集)
データや数値等の情報を用いて、事実に基づいた情報を整理する。
過去のデータや現在の状況を分析し、客観的な視点からアイデアを考える。
・赤 (感情や直感)
直感や感情を重視してアイデアを検討する。
・黒 (批判的思考)
問題、リスク、弱点を整理する。
注意すべき点や問題点を洗い出し、リスクの発見や改善策を考える。
・黄色 (前向きな思考)
利点や価値を探し、ポジティブな視点からアイデアを考える。
・緑 (創造的思考)
制限や制約を外して代替案や新しい可能性、アイデアを考える。
・青 (全体的な俯瞰)
司会やファシリテーターのような役割で、全体像や次のステップを考えながら意見を纏める。
このようにシックスハットを活用して1つの問題や課題を多角的に捉える事で、よりバランスの取れた意思決定や問題解決へと繋げる事が出来ます。
③まとめ
今回は新しいアイデアを生み出すヒント「シックスハット法」について取り上げてみました。
新しい視点を取り入れる事で、仕事での課題解決や意思決定の方法として役立てて頂けると嬉しいです。
以上
川江光