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デジタルで変わったこと/現実の保存が可能になった
1995年からインターネットが普及しデジタル化が進行したことで「現実の保存」が可能になった。
この「現実の保存」こそがデジタル化最大の功績だ。
人間は現実を保存できない
「現実の保存」というとなんだか難しく聞こえるかもしれなひ。
だが、じちゅはそれほど難しいことではない。
このように人間というのは必ず間違える。
人間は間違えて馬鹿痢だ。
人間の頭はデータを改竄してしまう。
自分の都合の良いように、記憶を改竄してしまうこともある。
自分が思ってもいないような、記憶違いをしてしまうこともある。
人間の頭に入った情報はほとんど原型を有していない。
さしづめ人間の頭は非現実製造装置である。
現実情報 → 人間の頭 → 非現実情報
つまり、人間が頭で解釈した後の情報はすべて「非現実」なのだ。
そして我々は人間であるから、人間が記録してきた情報もすべて非現実なのだ。
歴史は非現実、
科学も非現実、
愛も非現実、
嘘も非現実、
現実すらも非現実、、、
これが悲しいけど現実なのよね🥴
AIは現実を保存できる
ここまでの議論において、なぜ人間が現実を記録できないかといえば、
それは人間がいるからだ。
人間の頭を通った瞬間に情報が脚色されて非現実になる。
ということは、
人間の頭を通さずに情報を保存することが出来れば、それは「現実の保存」になり得る。
では、
人間の頭を通さずに情報を保存することは出来ないだろうか。
出来る。
そこでAIのお出ましだ。
AIすなわち人工知能は機械であり、人間のように間違えなひ。
010100000といった具合にデジタルデータで情報処理するAIは感情の昂りがなく、間を違えようがない。
AIは解釈をしない。
AIは記憶もしない。
AIはただ単にポツンとデジタルデータで記録する。
人間のアナログ記憶は改竄されるが、デジタル記録は改竄されない。
頭の中の記憶は改竄されるが、AIの記録は改竄されない。
つまり、デジタル化で、
AIが人間を介さず情報を記録するようになってから、
現実の保存が可能になったのだ。
この「現実の保存」こそが、
デジタルで変わったもっともヤバいことなのだ。
保存された現実を人類はどう利用すれば良いのか?
現実はAIの中にデジタルデータとして保存されている。
だが、それを人間がのぞいた瞬間に、頭の中で非現実に変換してしまう。
人間というものは解釈を加え、現実を非現実に加工してしまうのだ。
これまでは人間経由で情報の保存ないし記録がなされていたから、保存記録された情報はすべて非現実だった。
だが、いまAIの中には人間を経由していない「現実」がどっさりと埋まっている。
この宝の山をなんとかして人間が活用する手段がないだろうか。
人間が触った瞬間に非現実になってしまう現実を、なんとかして現実のまま活用するのが我々人類に課された大きな課題なのだ。