「福原145キロ!」/福原忍/10キロ遅れの英雄
鳴り物入りでプロ野球界に降臨した松坂大輔は1999年4月7日に東京ドームでいきなり躍動した。
1回裏3番片岡篤史を155km/hの豪速球をうならせて空振り三振に切って取ったのだ。
片岡のバットは明らかに「着払い」になっており、松坂大輔は大器の片鱗をこれでもかと見せつける鮮烈なデビューとなった。
これはプロ野球史の中でも語り草になっている名シーンだがその裏でもう一人の英雄が静かにだが確実に誕生していたっっ。
腐敗しきった在阪メディア
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