プレイバックYouTube4:2012/08/31公開 making a canvas (F130) by Yuko KAWADA 1 現代美術画家 川田祐子 2021年7月8日 16:51 130号のキャンバスを組み立てている制作風景の動画です。2013年開催の5人展『クインテットー五つ星の作家たち展』に出品するために、このキャンバスを用意。その様子を撮影したものです。場所は長野市。アトリエ奥に見えるのは、同じく130号の『雪波』という作品。この作品は、お陰様で『クインテット』終了後に、取扱画廊で買い手がつき、個人のコレクターさんの所有となりました。しかし今は、そのコレクターさんのご好意で、横須賀美術館に一時的に寄託されていて、実はこの9月に『ビジュツカンノススメ』という企画展に出品予定です。ビジュツカンノススメアートを楽しむ4つのヒント期間:2021年9月18日(土)~11月7日(日)休館日:10月4日(月)、11月1日(月)https://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/2103.htmlまだ、骨折前の時期で、脚立に軽々と登り降りして、颯爽と作業しています(後に大腿骨を折ってしまい、本当に苦労しました)。この長野市のアトリエは、本当に制作に都合の良い物件でした。メーカーは積水ハウス。家賃は2LDKなのに6万2千円。1階の物件で、玄関前には広い駐車場。玄関の間口も広く、5畳ほどの作品保管室兼ドローイング作業室がその玄関脇。ドアでつながる隣の部屋は8畳の畳の部屋で、梱包作業に便利な部屋でした。床はどこも段差がなく大作を動かせました。動画のシーンを撮影したアトリエは、15畳の広さがあり、ホワイトキューブに近く、明るくい日差しの入る、静かな部屋でした。秋深まる時期には、ヒューヒュー風の音が心地よく、外の物置の屋根に、パラパラとカシの実が落ちたり、窓からは、四季折々の花や果実の景色があったのでした。しかし、美術館が大きなトラックで作品を集荷、返却の際に、雪に埋まった道路にハマってしまい、立ち往生。大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。長野市は東京から結構離れているのだな、とこの展覧会の最中行き来する度に実感したものでした。すぐ近くには宇達神社。善光寺さんへも徒歩で行けるような距離。お参りして、元気をもらって迷うことなく制作に向かった日々でした。 この記事が参加している募集 #私の作品紹介 103,042件 #私の作品紹介 #制作風景 #キャンバス組み立て #フローティングキャンバス 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート