【初出版『最強の法則』100plus】vol.132: 企画書は即座に送れるようにしておく
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vol.130から「1億総出版時代」を生き残るための戦略をお話しています。
第一に考えることは、継続して何冊も出し続けること。
そして、売れ続けることだと述べました。
その際の具体的な戦術として、下記の3つを考える必要があると述べました。
・企画
・出版社へのアプローチ
・宣伝プロモーション
企画を考える際には類書をよく研究して、独自性を重視して書くべきこと。
つまり、「これでもか!」「そうきたか!」「これしかない!」を
キーワードに煮詰めていくことも述べました
(詳細は前回vol.131をご参照くださいね)。
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今回は出版社へアプローチする局面を見ていきましょう。
企画の作り方やフォーマットは以前も書きましたので、具体的なことは省略します。
今回は企画書を送る前の準備について、述べます。
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出版社にアプローチする前に、企画書は作っておいてください。
できれば提出する前に、あなたの企画の分野を知らない人、
あるいは著者の方や出版プロデューサー的な方に見てもらったほうがいいです。
内容がわかりやすいか。
あなたの独りよがりになっていないか。
読者としてお金を払って読みたいか。
素直な感想を述べてもらって、さらに改良しましょう。
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いよいよ企画書を送る場面。
複数の出版社に同時に送っても構いません。
出版社側も想定内です。
ただし、送り状は出版社ごとに違う書状、文面にしておいたほうがいいです。
ぜひ、「その出版社で“絶対に”出版したい理由」を書いておきましょう。
内容もその出版社のカラーに合わせることができればベストですが、
いきなりは難しいので、今は考えなくてもいいです。
「(自分の出したい企画の類書)『○○』を拝読しました。とてもいい本でしたので、私の企画もぜひ御社にお願いしたいと思いました」
「御社の○○という書籍を拝読しました。△△という部分が心に響きました。素晴らしい内容でしたので、ぜひ私の書籍を御社で出版したいと感じました」
などなど。
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どんな編集者でも、自分の担当した書籍や会社で出した書籍を褒められて嬉しくない人はいません。
「企画書を読んでみようかな」と思います。
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出版社には郵送で送るケースもありますし、受付フォームのある出版社には
メールで送る場合もあるでしょう。
よくあるのは、出版社の名前を間違えて送ってしまうケースです。
これは絶対に避けてください。
私も宛先を間違えて送られた経験がありますが、すーっと読む気が失せます(苦笑)。
よほどのことがない限り、その企画書が読まれることはありません。
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また、出版社の人間とパーティなど公開の場で突然知り合うかもしれません。
そして、あなたの企画書を見てもいいという話になるかもしれません。
その日、または翌日に送ってきた企画書と、
忘れたころに送ってきた企画書、どちらに好印象を持ちますか?
圧倒的に前者ですよね。
ですから企画書は書いておいて、すぐに送れる体制にしておいたほうがいいのです。
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次回は企画書を出版社に送ったあとの対処法を見ていきます。
この記事を読んだあなたが、
たくさんの素晴らしい本にめぐり逢えますように!
そして、出版するチャンスを掴めることを心から願っています!