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図書館に耽溺

出張先の夕暮れ。偶然通りかかった某県立図書館に。
コロナ禍で館内閲覧ができないせいか、ほとんど人はいない。
客よりも職員のほうが多いくらいだ。
通路も広々として、落ち着いた雰囲気が嬉しい。
多くの文豪にゆかりのある場所だけに、文学書が充実している。
その隅っこに「図書・書誌学」の棚。
まさに出版関係者でもめったに行かないであろう、マニアックな場所だ。
そこで小1時間、デザイン集やら本の歴史やらの分厚い本を眺める。
仕事であって、仕事でない。
そこで仕入れた知識が役に立つ日がくるかどうか。
でも、つかの間本の世界に溺れることができただけでもよしとしよう。


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