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出版ロード~国家公務員が仕事を辞める理由

7/21(木)発売の新刊『手取り14万円からの生活防衛FIRE』(倉津貞志著/飛鳥新社)。
私がプロデュースさせていただいた書籍です。
著者の倉津さんは初の商業出版。
今日から、出版を志す方のために、出版までの経緯やコンテンツの中身をご紹介していこうと思います。

プロデュースを引き受けた私も出版社の担当編集者も惹かれたのは、
まず著者の倉津さんの経歴です。
キャラクターと言ってもいうのでしょうか。
よく企画書でプロフィールが重要と言われますが、
倉津さんはその点に関して最初からクリアしていました。

私が出会った当時、倉津さんは現役の海上自衛隊幹部
押しも押されもせぬ国家公務員
しかも将来有望な若き幹部です。
そして、すでに4億円もの資産をつくっていたのです。

自衛隊幹部という激務の中、資産形成に成功している。
そのノウハウには非常に興味が湧きました。

身分も保障され、資産もある。
将来に何の心配もない。
私たちには一見そう見えました。
しかし、倉津さんは自衛隊を辞めることを決意していたのです。
「身分も保障されているのに、なぜ?」と素朴な疑問が湧きました。

よくよく聞くと、倉津さんにとって重要だったのは、
身分保障ではなく、時間の自由や経済的な自由だったのです。
「このままいても年収は800万円で高止まりする」
見えてしまった未来を倉津さんは拒否したのです。
(明日以降に続く)

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川田修(Osamu Kawada)
書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。