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災害は忘れた頃に…
川口市出身の自称読書家 川口竜也です。
昨日16時頃に発生した、能登半島の地震に関する報道を見ました。
久方ぶりの緊急地震速報に、テレビの「逃げろ」という言葉に、胸が張り裂けそうな想いです。
現時点でも、地震や災害の被害を受けている方が、たくさんいらっしゃると思います。
これ以上被害が拡大しないこと、早く皆さんに平安が訪れることを、心からお祈りいたします。
地震などの自然災害が起こる時、私達は「よりによってこの日に」と思う。
今回で言うならば、元旦というめでたい日に、新年という大事な日に、と。
なんで「よりによって、こんなめでたい日に」と。
かつて3.11(東日本大震災)のとき、午前中は卒業式の予行演習だった。
これから卒業に向けて、「よりによってこの日に」の大地震だった。
震災に関わらず、思いもよらぬ出来事というものは、常にそうだ。
感染症が蔓延したときも、経済が大きく動いたときも。
なんで「よりによって、このタイミングなのだ」と。
(現象によっては、歴史や過去の周期から、それらを予測することは可能だと語る方もいらっしゃるが)
つまり、いつだって意味を与えるのは、私達の都合でしかない。
なんで仕事中に、なんで帰省中に、なんで……今なんだって。
いつも心の準備のないタイミングで、災害は訪れる。
私達の都合など関係なく、いつだって、やってくる。
だから皆さんにどうする、とは言えません。
正直に申し上げると、これまで私は大きな災害に、"直接"見舞われたことがありません。常に、どこか遠い出来事であったと、思ってしまいます。
そのため、「お前は震災の本当の恐ろしさをわかっちゃいない」「いざとなったら、お前は動けるのか」と言われたら、返す言葉もありません。
ただ、常に意味を与えるのが私達側にあるのならば、これらの出来事に対して、どう解釈するのかも、私達自身によって変わること。
だから少しでも、私自身も、何か大切なことを教えてくれた、思い出させてくれたと、思えるように。
改めてになりますが、石川県やその周辺の地域、今も大変な思いをされている方々に、お見舞い申し上げます。
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