海外の鉄道業界情報を無料でかんたんに入手する3つの方法
こんにちは。交通技術ライターの川辺謙一です。
私は職業柄、国内のみならず海外の鉄道に関する情報を収集しています。
そこで今回は、「海外の鉄道業界情報を無料でかんたんに入手する3つの方法」と題して、以下の3つの方法をご紹介します。
① X(旧Twitter)で2つのアカウントをフォローする
② 2つの鉄道業界誌を読む
③ Xで1つのリストをフォローする
世界全体の鉄道関連の情報を収集するうえでお役に立てば幸いです。
なお、この記事では「鉄道」をテーマにしていますが、他のテーマの情報収集にも役立つと思います。
① X(旧Twitter)で2つのアカウントをフォローする
最初に紹介するのは、「英語が苦手」という方にもおすすめできる方法です。
やり方はかんたん。X(旧Twitter)で、以下の2つのアカウントをフォローすればいいのです。
@railwaygazette Railway Gazette International(レイルウェイ・ガゼット・インターナショナル)
@IRJ International Railway Journal(インターナショナル・レイルウェイ・ジャーナル)
「え〜、2つとも英語のアカウントじゃないか」とおっしゃる方もいるでしょう。
大丈夫です。安心してください。
スマートフォンの翻訳機能を使って日本語に変換すれば、英語が苦手な方でもざっくりとした内容が把握できます。
ただし、翻訳には誤差があるので、きちんとした日本語が表示されないことがあります。
それでもおおまかな意味はわかりますよね。
どこの国や地域で、何がどうなったか。
これだけわかればOKです。
なぜならば、その情報は日本語のウェブサイトでは入手がむずかしいものだからです。
ちなみの、XがTwitterだったころは、公式アプリに翻訳機能があり、そこを押すだけで記事のタイトルを日本語に変換することができました(以下の写真を参照してください)。残念ながら、現在のXの公式アプリにはこの機能がありません。
② 2つの鉄道業界誌を読む
次の紹介するのは、英語の文章がある程度読める方におすすめしたい方法です。
先ほど紹介した2つのアカウントは、以下に示す国際的な鉄道業界誌のものです。
Railway Gazette International(発行はイギリス)
International Railway Journal(発行はアメリカ)
国際的な鉄道業界誌は他にもありますが、とりあえずこの2つをおさえておけば、世界の鉄道業界の動きがざっくりとわかります。
英語にある程度自信がある方は、ぜひ以下のページをご覧ください。
【Railway Gazette International】
公式サイトFacebookYouTube
【International Railway Journal】
公式サイトFacebook
③ Xで1つのリストをフォローする
みなさんのなかには、①や②ではもの足りない方もいるでしょう。
そのような方は、ぜひ別の鉄道業界誌や世界の鉄道事業者、世界の鉄道関連企業、国際鉄道連合(UIC)、イノトランス(InnoTrans・国際鉄道技術専門見本市)が発信している情報をチェックしてみてください。
ただ、これらの情報をそれぞれ個別にチェックするのは面倒です。
そこで、私はXで情報収集用に以下のリストを作成し、公開しています。
Xリスト overseasrail (世界の鉄道関連情報が収集できるリスト)
このリストには、世界の約160のアカウントが発信する情報をまとめたものです。フォローすると、それぞれの情報がXのタイムラインに流れます。
約160のアカウントの内訳は、以下の通りです。
もちろん、このリストは、鉄道を保有するすべての国の情報を網羅できていません。ただ、これを見るだけでも、世界全体の鉄道でいま何が起きているかをだいたい把握できると私は考えています。
なお、このリストをフォローすると、私のポストもタイムラインに流れてしまいます。これを避けたい方は、リストに登録されたアカウントから必要なものだけピックアップして、ご自身のリストを作成してください。
おわりに
以上、「海外の鉄道業界情報を無料でかんたんに入手する方法」を3つご紹介しました。
みなさまの情報収集のお役に立てば幸いです。
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