2024年2月感想雑記
こまごまとした軽い感想を残しておくための記事です。新しいものを上にして追記していきます。
軽率に、気に入った音楽とか動画とかもさらっと覚え書きしておこうと、今月から入れてみました。詳しくなくてもいいんだいいんだ。なんとなく好きなものを集めて置く場所なんだ。
それと、先月から、長年使ってきたEvernoteを諦めてNotionに移行したのですが、以降のどさくさで読んだのに感想を書いていなかった本が2冊ありましたので、とりあえずここに載せておきます。
しかし、面白かったのに忘れちゃってて、気づいたときにびっくりしました。お嫁にも感想を話してたのになあ……。
ゲーム
『龍が如く7』
昨年末からこっち、ずーっと『バルダーズゲート3』をやってて、さすが2023のGotYだ、さすが海外の骨太RPGだ、などと、ある種の風を吹かしながら遊んでたんですが、まあ一度試しに起動してみるか、くらいの気持ちで始めた『龍が如く7』。
いやーーーーーーハマっちまったなーーーーーーー!!!!!
てかこれ、『JUDGE EYES』の時とまったく同じパターンだわ……!
Twitterに書いた感想を雑に書き連ねておきます。こういうのはちゃんとまとめて書こう、とか思っちゃうともうダメなのよ。2022年に遊んだサイバーパンク2077の記事とか止まってるからね!(みずから痛がゆいところを触っていく)
・とりあえず、八神さんの2作しこたま楽しんでおいていまさらなんだけど、如くシリーズめちゃくちゃ好きだわ我が家!
・旧作やってないので比較できないけど、春日一番という主人公が、とても好感が持てるナイスガイでとにかくよかったよね。 神室町も異人町も八神さんで土地勘ついたので、ハードルが低くて助かった。疲れたおじさんに優しい。
サイドクエストじゃなくて……なんて言うんだ、サイド要素? プレイスポットでいいのか? は、わりとすっ飛ばしてて、会社経営だけガッチリやった。おじさんにはね、これくらいでちょうどいいんだよ……。まあ60時間くらいはやったけどさ。気楽に始めて積み重ねた時間だったな。よかった。
ところで、7も旧作なのでは? うるせえ!!
・棒読みのガールズ(失礼な表現)もぜんぜん進めなかったな。製作所の子だけかなり貢いだけど。設備投資で。2000万円とかかかるので笑ったな。一番ホールディングスの資金力でどうにかならんものかね!
・会社経営のCMが好きだったな。 お嫁もめちゃくちゃ気に入ってて、一回だけ飛ばしたら「なんで見ないの!? すごく好きなのに!」とか言われて笑った。好きすぎるでしょ。
「私が社長です」も、 ホールディングスになってからの雰囲気もそれっぽすぎていい。空から見て「一」の字になってるとことか吹き出してしまった。ぽい、すごくぽいよ!!!
・さっちゃんのレベルアップ時のセリフ、アレなんて言ってるの? 最初は「吉田ーーー!」って叫んでるFF14プレイヤー説があったけど、最終的に「こげちゃーーー!」にしか聞こえなくなった。こげ茶……?
・キャラクターみんな好きだったけど、初期以外だと趙くんがわりとお気に入りだったかな。ああいうキャラ、ずるいよね。好きになっちゃうじゃない。 街中の会話でもかなり活躍するので面白い人だ。
でも一番好きな宴会トークは「パン・ジュンギ」かもしれない。くだらなすぎていい。
・あと、ナンバの中の人の安田さん話がちょいちょい出てきて笑ったね。黄色い着ぐるみはまだしも、エビチリの話とかまあまあ渋いところを突いてきたよね!
・いま話題のパルワールド問題(?)、スジモン博士の登場シーンでこみあげるものがあった。赤のスジモンを選びました。
・オープンワールドあるあるの「そんなことしてる場合か?」状態、現代日本が舞台なので、緊迫した場面でふらっとカラオケ館に入っちゃえるのが楽しすぎる。
「足立さーん!」
「盛り上がりますねえ!」
「延長でお願いします」
「お前の合いの手邪魔だよ!」
そんなこと、してる、場合か!!!
・自分がなんかほかのことをしている隙に、お嫁がたくさんカラオケをやってて面白かった。L・O・V・E・ラブリィ・紗栄子ォォ!!!
・しかし……ふつうにストーリーが面白かったよねえ……めちゃくちゃよかったよ。 光と闇の行方って、ドラクエ的なことかと思ってたけど、そういう……。
そんなわけで、ゲームパスに入ってたので7外伝をやり始めました。積みゲーがーーー。
ところで、ゲームパスだとXbox準拠でボタンがABXYになるけど、これがswitchと配置が違うからややこしいのなんの。カラオケが難しすぎる!!!(またすぐにカラオケに行っちゃう)
本
『君のクイズ』
アメトークで紹介されてた本。まんまと面白そう! と思って手に取る。
読みやすく面白く、話の展開もワクワクして先が気になり一気に読んだ。
「競技クイズ」という知らない世界を案内してくれるのも面白ポイント。
この両者の対比が際立っている!
読者の視点からどうしても主人公に肩入れしちゃうけど、本庄絆を勝手に想像していた同士、痛いところを突かれて、それでいてどこか気持ちいいという、シニカルな痛快さもあるなあと思う。
『ダンジョン飯ワールドガイド 冒険者バイブル完全版』
か、完全版……! 前に出たやつも買ってたけど、完結の勢いで買っちゃった、その2。
うう、面白すぎるし好きすぎる……! 内容も完結を踏まえたアップデートがされてるし、迷ってる人も買いですよ、これは!
ワールドガイドってのに弱いんですよね。設定資料集とか。
冒険者の部屋事情のコーナーなんて、胸がキュウウってなるくらい好きなやつ。こういうのにからきし弱いんだ。なんだろうなあ、異世界の雰囲気を味わえるものに弱いのか……。なんにおいても雰囲気を満喫したいってのがあるかなあ。
これを書いてるいま、駅ナカのコーヒースタンドみたいなカフェにいるんだけど、コーヒーの味だけで言ったら、ちゃんとした豆を買えば家で飲むほうが美味しいは美味しい。でもこう、仕事帰りにお店に入ってコーヒーを飲みながら、本を読んだり、お嫁と喋ったりするっていう雰囲気を味わいたくて。
デパ地下に行く一行の漫画(なんだこの話!)のやりとりがお気に入り。デパ地下でテンションが上がるマルシルに対して、
マルシルの言い分もわかるけど、家でいざ食べる時になるとたしかにちょっとアレだよね……。家でデパ地下の惣菜を袋から出してるマルシルの絵がいい感じにわびしい……!
上に書いた、駅ナカのカフェのコーヒーも魔法なんだろうね。
『九井諒子ラクガキ本 デイドリーム・アワー』
原作完結の勢いで買っちゃったやつ、その1。
ファンから怒られそうだけど(?)、実はそこまで期待しないで買ったのに、めちゃくちゃ面白かった。プレゼント交換のコーナーとか、作者自身がが自作の大ファンみたいなノリでもう最高。
漫画家は基本的にそうなんだろうけども、それにしても絵を描くの大好きそうで、読んでてニコニコしちゃう。
アニメのEDも作者の素敵な絵が流れてていいよなあ……いやあ、すっかりファンですね。
『永遠の終り』
図書館で探したのでぜんぜん気づかなかったけど、ガッツリ絶版なのね!
正直、前半はあんまり乗れなくて毎日寝る前に2〜30ページだけ読んでいたけど、途中から話がハッキリしてきて、どんどん加速していって最終的にはかなり好みの話で面白かった。
同名のゲーム(『エンド・オブ・エタニティ』)は、本作となにか関連してるのかな……とかぼんやり思った。どうなのかしら。
アシモフぜんぜん読んだことなかったんだけど(えへへ)、かなり面白かったのでほかのも読みたいね。
「素人質問で恐縮ですが」(とまったく同じではないけど)みたいで面白い。昔からこういうのあるのねえ。
このあたり、かなりマルチバースの話とリンクする気がする。いやあ、やっぱりSF読むと賢くなるんだなあ(バカ発想)。
『ジェイソン流お金の増やし方』
なんか……読んだマネー本をさらすのって異様に恥ずかしい気がする。これも偏見なんだろうけど。そもそも小説でもなんでも、読書感想をこういう風にweb上に書いているだけでそう思う人もいるだろうし。
これはそうよねえ、と思ったかな。あと、「家族がお金に対して同じ価値観を持つ」(P.64)ってのは大事よね。
『マルチバース宇宙論入門』
『なぜ宇宙は存在するのか』と同じ著者によるマルチバース論についての本。とっても面白かった。
ときどきとはいえ宇宙論の本を読んでいながら、これまでビッグバンとインフレーションのちがいがぼんやりしてたけど(アホなので!)、ようやくなるほど、少しは整理がついた。
この話は、前掲の本でも書かれてたけど、わかるようなわからないような……ただロマンはすごい。
なるほどたしかに。そもそも自分は、この宇宙のスケールアップ感が好きなので、マルチバース理論に惹かれるのも当然なのかも、といまさらながらに気づきました。
第5章がめちゃくちゃ面白かった。以下、とくに感動したところ。
これこれ! そうなの、「観測」ってどういうことなの? ってずっと不思議だったのよ!
ははぁーーー……なるほど……なるほど……? わからんにしても、ちょっと深まったね! いやあ、うれしい楽しい大好き。
『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』
ハヤカワのnote記事で冒頭を読んだのと、YouTubeで小島秀夫がおすすめしてたのを見て手に取った本。
ちょくちょく挿入される、断片的だけど象徴的なエピソードで時間が行きつ戻りつするのが、少しだけ読みにくさもあるけど、とっても好き。毎晩寝る前に1章ずつ読んでたんだけど、たいがい「どうなっちゃうのよ……!」ってなって寝つきが悪くなってしまった。ひどいよ!(ひどくはない)
ちょっと照れちゃう感想なので言いにくいけど、終盤、久しぶりにクラクラっとするくらいに感極まってしまった。まいったねえ、これは。
笑い声の素敵な表現と、あとになって読み返してグッとくるところ。
サムはなんでも自分で抱え込んでそれを共有しなかった。いろんなシーンでつらくて悲しかった。
うわーーーめちゃくちゃよかったよーーー。
「プレイ開始の合図だとサムは瞬時に悟った。ゲームのタイトル画面と同じで、見間違いようがない」って、すっげえいいなあ……。
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』
人生のこととか、お金のことを考えていて、その流れでたどり着いたのでパラ読み。
わかるようなわからないような。まあ、自分がミニマリストから遠い人間だとは自覚しているけども。昔はだいぶ、溜め込む快楽の味が好きだったからなあ。最近は少し改めてきたんだけどね。
それはそれとして、引っ越しが梱包から荷解きまで1時間半で終わるというのはすごいなあ! これはたしかに身軽だ……!
『同志少女よ、敵を撃て』
とっくに読んでたのに記事にしてなかった。Evernoteからnotionへ移行の狭間で落としものその2。
途中までふつうに面白く読んでたんだけど、後半に入ってからがまあ、すごかった。圧倒されて打ちのめされて揺さぶられた。いいものを読んだ。
『ナイフをひねれば』
とっくに読んでたのに記事にしてなかった。Evernoteからnotionへ移行の狭間で落としものその1。
あいかわらず面白く、あいかわらず推理はさっぱりわからぬ。今回わりと描写でひっかかるところがあったのに……!
うっかりYouTubeでドラレコ動画とか見ちゃって、そのたびに意地の悪い快感と落ち込みを覚えるんですよね。Twitterのおすすめとかもたいがいそう。そんなことを考えました。
このシーンにだいぶ感じ入ってしまった。
ていうかね、そうなのよ、どう考えてもここは力の入る場所なんだよ! ぜんぜんちゃんとした推理じゃないけど、作品としてここの熱量から考えて犯人と動機がわかったというのに……! くやしい!
音楽
龍が如くシリーズ『ばかみたい』
『龍が如く7』と7外伝でうっかり聞きすぎた。仕事中にエンドレスループになってしまってばかみたい。
変な言い方になっちゃいそうだけど、なんなら歌が上手くなくてもめちゃくちゃ気持ちよく歌える曲な気がする。いい声ならそれだけで最高になるし、渋い声の声優が歌うと最強な感じだ……!
マヒトゥ・ザ・ピーポー『失敗の歴史』
ちょっと照れる感(セリフのところとかね!)もあるけど、SFテイストのエモーショナルソングの名曲。ちょいちょい帰り道に聞きながらしんみりしてしまう。PVのワンちゃんかわいいね。
crap clap『Love me do』
こ、こんなにも自分好みなテイストのバンドが……! と驚いたら、2023年に解散しちゃっててそれにも驚くやら悲しいやら。
きのこ帝国『金木犀の夜』
YouTubeの広告で流れてたやつ。
春が近いなぁ……と動画を見ていて思ったけど、金木犀って秋だわ!
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