2024年4月・5月感想雑記
こまごまとした軽い感想を残しておくための記事です。新しいものを上にして追記していきます。が、今回はいろいろとぐちゃぐちゃです。まあ、いつもそうか。
さて、ずいぶん間が空いてしまって、もうゴールデンウイークも終わりまして、みなさんお元気でしょうか。
Twitterには書いたんですが、我が家は4/1という嘘みたいな日に、引っ越しをしました。ドアからドアで数分のところに。ほんと、嘘みたいなんですけど、近くでいいところを見つけちゃって。
その嘘みたいな4/1の引っ越しに伴って、ワンちゃんと暮らし始めました! ついに、ついにやったよー! ほんとなんだ、嘘じゃないんだー!
古代魔法文明が栄えていたころに実家で飼ってて以来、ずいぶんと久しぶりにワンちゃんとの暮らしです(ファンタジー表現)。
ワンちゃんと暮らすため、しばらく前からアレコレの大変な手続きを経て、アレコレを乗り越えて、アレコレやられて、アレコレしてるうちに体調が悪くなって、さあ迎えた4/1、引っ越し当日に2人してコロナに罹ってました。 ほんとなんだーうそじゃないんだー。
そういうわけでしばらくの間、マジで何もかもがめちゃくちゃな状態でした。盆と正月とゴールデンウィークが一気にやってきたようなヒッチャカメッチャカ。もういい加減、どうもこうもならんかった。
で、今日ようやく、わぁ、時間あるなあ、久しぶりにnoteでも書いちゃおっかなあ、という5/7です。時系列とかいろいろあやしいけど、4月と5月を強引にまとめて、最近読んだり見たりしたものを書いていきます!
本
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
ペチュニアおばさんとか、近所のなんとかおばあさんとか、だんだんと裏の事情が判明してきた感じだ!
ホグワーツレガシーの校長、シリウスの曾曾祖父なのね。小説とゲームとがリンクしてて、取っても楽しい。
ハリーがキレ散らかしていて、おいおい思春期かよ、と思ったけど、普通に15歳の思春期だった。
ロンが監督生に選ばれるとか、なかなかハリーをこじらせるいい展開だ……。
アンブリッジがハリーに課した罰則が、なかなかにエグい! こんなシーン、映画でやるのかな……と思ったらやってた。やたらと想像力を刺激する痛そうなシーンで、「ひええ」ってなったよ。
アンブリッジにかなり苛つくのもあるけど、全体的に暗い雰囲気だよね。まあ話が深刻になってきてるからしょうがないのかしら。
だいぶ昔のあやしい記憶なんだけど、読者の反応で「5巻でハリーがついに一線を越えた!」くらいのことをどこかで目にしてて、そうか、幼いと思ってたけどあの子もそんな年頃か……もう童貞じゃないんだなあ……とか思ってたのよね。ぜんぜんちがったわ。ちょっとチューしたくらいでした。
しかも本巻の中でもう終わっちゃってたし。元カレがチョウと付き合っちゃったジニー、彼女のスパッとした元カレ評に笑ったわ。
TRPG育ちなので(?)移動呪文の事故を恐れるんだけど、これめちゃくちゃ怖くないですか?
この辺のハリーの思春期ムーブが丁寧でよかったね。すぐカッとなったり、とはいえまだ素直に謝ったり。
ホグワーツレガシーやってて、「必要の部屋で使用する」みたいなアイテムが出てきて、ふーん、なんだろう、ハウジング的なやつかな……? と思ってたら小説に出てきたよ。なるほどこういうのかー、と思ってたら今度はゲームにも出てきたよ。これぞ醍醐味だ!!!
こういう世界設定に絡んだやりとりってほんといいよね。
ホグワーツレガシーで、ハッフルパフとレイブンクローで悩んだけど、ボタニカルな寮の雰囲気が気に入って前者にしました。居心地最高です。
こういう、生活感のある魔法もいいわねえ……。
早口のハーマイオニーはいいねえ!
またも、いくら魔法使いだからって、マグルの社会についてそんなに知らないことある? 案件。
『変な家2 ~11の間取り図~ 』
面白かったー。1より好きかも。細かい話が続くのが読みやすいし、だんだんとつながっていくのもよかった。『近畿地方のある場所について』に近い感覚で楽しく読んだな。
『呪術廻戦』26巻
ああああああああああ
周りにアニメでしか見ていない人が結構いるので気をつけないと。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
鰓昆布のくだり、さんざん魔法を探しても見つからなくって、当日の朝になってドビーがいきなり持ってくるとか、そんなことある? ってめちゃくちゃ思ったけど、ちゃんと伏線だった。職場にいるハリーポッター好きな人に聞いちゃったよ。途中まで読んでるんだけど、あのシーンどういうこと??? って。ネタバレできなくてうずうずしただろうなあ。
映画も見て、クラムは若い頃のジェラードに似てるな……。
……そうでもないか? 髪型だけ?
って、映画でクディッチのワールドカップ見せないんだ!!!!! なんてこった!!!!!
マグルのキャンプもわりとこんなじゃないかしら!
早口のハーマイオニーはいいねえ……。
あー、ちゃんと意味があってよかった! まあそれはそれとしてかわいそうではあるけど!
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
・ここにきて内容を完全に覚えていない。というかたぶん読んでない。以前4巻まで読んだつもりだったけど、2巻までだけだったみたい。ははは。
ときどき思うんだけど、いくら魔法使いだからって、マグルの社会についてそんなに知らないことある??? くそお、純血主義者たちめ、上から見やがって……!(新たな憎しみの芽)
「おなじみの、正気とは思えない目の輝き」!
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
・読み終わってみて、たしかに……こんな話だった……ような……というくらいのかすかな記憶。トム・リドルのくだりをわずかに覚えてた。
・アラゴグがハグリッドに恩義を感じて以来、一度も人間を襲っていないわりに、ハリーとロンに攻撃的なのが不思議だ。攻撃本能と理性のぎりぎりのところだったのかしら?
「恐ろしく」って二回言っちゃってて笑う。
あの賢いハーマイオニーさえも、恋の前には盲目なのか……。
そうなんですか、としか言えない……!
ここのシーン、嘆きのマートルがピーブズを追い込んでるのを見たハーマイオニーの「なんとまあ」とか、ほとんど首無しニックに「楽しんでいますか?」と聞かれて、「ええ」とみんなで噓をつくのも面白かった。ひどいパーティだ!
こういうファンタジー小話、とってもいいねえ!
『ハリー・ポッターと賢者の石』
ずーっと前に4巻まで読んだのを、ワンちゃんとの暮らしを始めるにあたり、お勉強のためにKindle Unlimitedに入ったタイミングで再読している。
懐かしい……というかほとんど覚えていないのでもはや初めて読んでいるようなもの。前に読んだときより、ずっとファンタジーの空気を感じられて、思わずワクワクしちゃう。
仕事帰りに疲れていても読みやすく楽しい。あれ、仕事帰りに読み始めたんだっけ、とメモした日付を見たら、まだ3月だった。ビフォア・コロナだな!
キングダムのアニメを見切っちゃって、ハリーポッターの映画版も見始めたんだけど、お嫁が「なにかあるとすぐに、やれ加点だ、やれ減点だ、って、こんな学校疲れちゃうから嫌だ……」って言っててなるほど確かにそうだなと笑っちゃった。
そういえば映画、思ってた以上にすっごく昔の雰囲気で驚いた。あと音楽がいいのね。ジョン・ウィリアムスだったのか。
クディッチのルール、こんなガバガバだったっけ……? とビックリしちゃった。さんざん擦られてそうだけど。まあ、160点差以上ついたら金玉(きんぎょく)以外で勝敗つくけども……。
あと、箒の差がめちゃくちゃデカそうなのもすごい。それでいいのか……? もしかすると、欧州サッカーにおける移籍金の高騰についてほのめかしているのかな……?
サッカー(というかフットボール)との比較でニヤッとした。
たぶんここはあとになって思い出されるいいシーンな気がする……!
これはいいシーン!
『街とその不確かな壁』
読み始めてすぐ、「これはPL1人だけのTRPGの話なのかな?」とか思っちゃった。
中高生でTRPGやって、初めてのキャンペーンで夢中になるやつじゃない???
これ好きなやつだ……と思ってたらあとがきで、この作品の元から、『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』が書かれたとか。ならたしかに。
とはいいつつ、これホントの話なのかな……? デレク・ハートフィールド(だったっけ?)的な話だったりする?
全体的にゆめうつつな話だったけど、引っ越しと体調不良が重なって、読んでた頃の時間も場所もゆめうつつだったのが面白かったな。
『人、イヌと暮らす』
・著者は自然人類学者(進化生物学者とも)、夫は心理学者、そんな2人がいままで暮らしてきたイヌについての本。いわゆるハウツー的なものではなくて、もっとエッセイみたいな感じだけど読みものとしてすごく面白い。
本を裏返したらそのものずばりな紹介が載っていた!(当たり前)
嗅覚がイヌもヒトもそんなに変わらないんじゃないかって話がおもしろかった。感じた匂いを処理する脳の部分は嗅球というが、その神経細胞の数は、嗅球の大小に関わらずどんな哺乳類でも1000万個のオーダーらしい。
なんとなく、犬の嗅覚は鋭いのだから、人間が臭いと思うものを犬が嗅いだら気絶してしまうのではないか、みたいに考えてしまうが、そういうことじゃなくて、もっと細かいニュアンスの違いがわかる、みたいな感じっぽいね。まあそれはたしかにそうか。安心しておならができるね。
著者が犬と暮らしてから「子どもが可愛い」と思うようになった話も面白かった。わかるような気がするし、我が家もそうなりそうな気がするし。
映画
『黄龍の村』
Twitterで名前は知ってた。ホラーの先生、軟骨さんも言及してた気がする。
緑のジャージの人が、世界観を同じくするほかの映画で殺し屋的なキャラらしいとおぼろげに知っていたので、微妙にネタバレはしていたけど。
上記のような経緯もありつつ、ホラーかと思ったらアクションだった。因習村をぶっ潰せ!!!的な。ちょっと知ってたとはいえ面白かったよ!
パリピ自撮り動画から始まって、いけすらないやつらが犠牲者かと思ったら、冴えない(風を装っていた)同行者がバキバキに戦って、彼らも結局パリピ自撮り動画を撮って終わる対比が笑っちゃう。
ドラマ
『心霊マスターテープ-EYE-』
Amazonプライムで。久しぶりにホラーを観た。いやー、面白かったなあ。また見ていきたいね、やっぱりふつうにホラー好きになってるわ。
2話のりょうくんのお母さんが、リアルなようなリアルじゃないような、やっぱりリアルな取り乱し方がめちゃくちゃ怖い!!!
ときどきカメラ回してない時の映像があって、あれはなんなんだろう……。
ひとみさんのお母さんが怖すぎる!!! お母さん怖いドラマかもしれん。
先輩監督たちが微妙にお互いに責任をなすりつけ合うのがやたらリアル!!! ちょっと笑っちゃったけど、テーマである「カメラで撮ることの暴力性」を考えると、この辺も意図的なのかもしれないなあ……。
アニメ
『キングダム』シーズン5
・この戦いで鍵を握るのは渕さんだ!(表情ポワーン)
引っ越し直前・最中にめちゃくちゃ「ながら」で見てたので、これ以外感想のメモが残っていなかった。ポワーンとしてたのは俺だったか!
言葉はいろいろあれど、結局侵略戦争をしている秦にあって、信にとっても政にとっても直球で避けては通れないエピソードが描かれてて、これからも楽しみだ。アニメを待つか、ここからコミックスで読んでいくか、どうしようかなあ。
『キングダム』シーズン4
ついに来たよ、「車輪だったか水車の輪だったかの中心に、アレを刺してクルクル回す一芸でのしあがった男のエピソード」!
なるほど、こう来たか!
かいおくがかいぶえを吹くシーンがよかった。
昌平君が観客のボルテージを一気に最高潮にした!
これを思い出す。
読んだのシーズン4までだったみたい。ここからは知らない話かー楽しみだなー。と思ったらシーズン5、2024年1月からの放送なのね! 今期のアニメじゃん! なかなか言う機会ないから嬉しいなぁ「今期のアニメ」!
『キングダム』シーズン3
やっと信が鎧を着てよかった……!
絵柄が変わって、河了貂なんかもう唇がぷっくりしちゃってまあ……!
蒙武が部下と顔のスジで会話したのが面白かった。
汗明(カニのごとき頭)の盛り上げ部隊楽しそう。
いまさらだけどこのアニメ、ずっと戦争してるな……。
蕞の戦い、政の檄。なぜか昔から王の演説にやたらと弱くて、めちゃくちゃやられてしまった。
「カイネが落ちるぞー!」→「喜んでー!」
「傅抵が落ちるぞー!」→喜んでない。
音楽
『星の下、しばし』U-zhaan · Tamaki Roy · Chinza Dopeness · Salyu
ぜんぜんヒップホップのことを知らないんだけど、フリースタイルダンジョンを見ていたころ、鎮座DOPENESSが好きになってときどき聞いている。
我が家のワンちゃん、トイレのコマンドどうしようか考えて、一般的な「ワンツー・ワンツー」じゃなくて「シーシー・プープー」というかわいい感じになっちゃったんだけど、この曲聞いてたらおしっこしたくなっちゃったりしないかな……とぼんやりとした杞憂。
『Quick Report』岡崎体育
キングダム見てて、昌平君が観客のボルテージを一気に最高潮にして思い出した。ライブめちゃくちゃ楽しそうでいいなあ!
『トロッコにのって』岡崎体育
YouTubeでQuick Reportのコメントに書かれてて聞いてみた。最高だよこれ。こんな全力のボケ、しかもちょっといい曲ってのがまた……!
『おっさん』岡崎体育
岡崎体育だと今のところこの曲が一番好きかしらね。いい曲だ……。
『Fight on the Web』岡崎体育
YouTubeでPV見て回ってたら、これだいぶ笑っちゃった。いい出来すぎる!