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皆既月食


月を見るといつも君を思い出す
私はずっと孤独だった
毎日憂鬱で、何故生きているのか
もういっそ消えてしまおうかと思いながらも必死に生きていた
そこに君が現れた
運命の人だと思った   だから初めて告白したんだ
君と居る時間は幸せで、
私の憂鬱な日々に色を付けてくれた
あの日、私は何故断ったのか今でも分からない
君は悲しそうに言った
次の皆既月食は一緒に見ようねと言った
その次はもう来なかったけど

今日は月が綺麗だ
君の言葉を思い出すよ
今日の皆既月食は一緒に見たかったな

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