僕は汚い。 君が思っているような綺麗な人間では無いんだ。 あの時のあの人と、いまの僕はきっと同じ気持ち やっとあの人の気持ちがわかった 少し複雑な気持ち どれだけ頑張っても綺麗にはなれなくて 苦しくて、泣きたくて、頑張ってみたけれど 1粒の涙しか出てこなくて 僕のほんとうを君が知ったらどう思うだろうか? 嫌いになって欲しいと言った あの日のあの人と 今の僕は同じだ 不幸になりたいのか わからない ただ、君は悪くない 僕も悪くない それだけ
失った過去はすぐに美化され とても美しい思い出となる。 あとから酷く悲しんでも 何も変わらないから 今まで通り、前を向くのだ 後ろなんぞ、振り返る必要は無い 弱い人間になんて、成りたくないと君は言う そんな事は私だって思っているけれど きっとあそこに居る小さなドブネズミくらい きっとそのくらい 私の心も小さく脆いものであった
何かを生み出さなければならない 何かを、何かに、努力しなければならない 何か変化をしなければならない いつも私の脳内はこんな事で埋め尽くされている そんな事を考えながら オレンジソーダを飲み干した 微かに残る炭酸が口内にシュワシュワと広がる ずっとずっと自分自身に縛られて生きる毎日は 喜びもあるが、ほとんどが苦しみで出来ている 1歩進んで2歩下がっているそんな気がして 人間はみんなそういうものなのだろうか どれだけ努力して少し成長したとしても 私は自分自身を褒めること
台風で全て吹き飛ばされちゃえばいい この古臭い街も、あのパチンコ屋も 君と行った思い出の場所もね
貴方の声が聞こえた 貴方の匂いが、 貴方の瞳が、 そこにはきっと貴方が居た。 忘れかけてた匂い。 甘く、懐かしく、すこし淋しくなるような匂い。 貴方の真っ黒で綺麗な瞳が 何を考えているのか予測がつかないようなそんな瞳が そこにはきっと貴方が居た。そんな気がする、 きっとそう。 本当はまた私を連れ出して欲しかった。 暗闇から、一緒に抜け出して欲しかったんだ。
苦しい。溺れてしまいそうです。 水中は苦しい。助けて、誰か助けて、 ぼくは息ができない。 君の声も遠のいて、なにも見えない、聞こえない。真っ暗闇の底にぼくは沈んでいきます。このままずっと、世界が破壊されゆくまで
ぼくは、どんどん、君の色になります。 君の目の色になります。近づきます。 いつか、世界が晴れになるまで。
恋の音がしました。 ゆっくりと、音がしました。 いつか枯れゆく恋の、音が、聞こえます。 空を見上げて、大きな木とその葉っぱと一緒に眠ります。おやすみなさい。世界。
僕は君が大好きでした。 君のSNSもいつもチェックしていました。 Twitterのアイコンもヘッダーもすべて愛おしく感じていました。君がツイートした曲をまとめて、君のプレイリストを作りました。君を思い出しながらプレイリストを聴くのが日常のテンプレになっていました。幸せでした。本当に幸せでした。ありがとう、幸せな日々を、思い出を、僕に分け与えてくれて。僕と同じ時間を過ごしてくれて、本当にありがとう。君と別々の人生を選んだ僕、後悔はありません。未練もありません。ただ、時々酷く、大
君がいつもぼくの呪縛霊のようにとりつく ライブハウスの周りをみても、全員が君の顔に見える。頭を降ってる小さいきみ、静かに音に乗る背の高い君、全員居なくなればいい。 みんな消えたらいいんだ。いつになったらぼくは君の呪いから開放されるの。 助けて、助けて、助けて。 みんながいっせいに手を叩く アンコールもバカバカしく感じるんだ
桜は嫌いなんだ、結局すべて散っていくから ずっと一緒に居ようね、と言った君の言葉も ずっと友達だよな!俺ら!と言った友達の言葉も 結局はすべて私の周りから散っていくのだ。 永遠なんてない事は承知の上だが、 心のどこかで永遠を願ってしまうんだ、そしてすべて散った時、ひどく胸がおもく、いたく、辛くなるんだ。人間って結局こういう生き物で仕方がない事だけれど、 桜を見ると、私の周りから散っていったものたちを思い出すから、嫌いなんだ
君よりも素敵な彼氏が出来たよ 君みたいにワガママじゃないし 優しくて、彼女想いなんだ。 趣味も同じで話しててとても楽しいんだ 君から久しぶりに連絡が来て、迷ったけどもうブロックしたよ。その後少し泣いてしまったけどね。 君よりも素敵な彼氏が出来たよ 君みたいにすぐにバカにしてこないし 真剣に話を聞いてくれるいい彼氏なんだ。 だから久しぶりに会わない?なんて言わないでよね 私はもう他の人と幸せになれたんだから。 たまに君の匂いを無意識に探してしまうけどね 今の彼氏は君みたいに急に
すべて崩れてく ぽろぽろ 溢れる 音がする 君の絵、 綺麗に描けたよ って僕は言う。 「ねえ、わたしっていつかお星様になれるの?」 「ねえ、わたしっていつか君の1部になれるの?」 眠れない君が、僕に問いかける 目覚めると、君も、その問いかけもすべて消えていた。
今の好きな人の後ろに君はいつも立ってて。たまに、顔を傾げてわたしの事を見つめる。濁った、本当の幸福を知らなそうな目でわたしを見つめる。 結局私は、君をもう一度取り戻したいだけなのだと思う。少しでも似てる人を探して好きになって、君の代わりにしようとしているけれど、 君が唯一無二な存在すぎるが故に、他の誰を好きになっても満足も安心も出来ないのだ。
1度だけ、君を僕の部屋に呼んだことがあったね あの時の僕は片付けがとても苦手で、いつも部屋が散らかっていたから、 君は「汚いなぁ。ちゃんと片付けな?」と笑っていた。 僕達は、2ヶ月後のよく澄んだ10月にお別れをした。 その日から 僕は毎日欠かさずに部屋を掃除した。なんだか心の中で君が「片付けなよ〜」って笑っている気がするんだ。 そのまた2ヶ月後の今日 僕は熱を出して、久しぶりに部屋がとても散らかっている。君がいつもより近くで「片付けなよ〜」と笑っている気がする。早く片付け
人と話すと 自分の無力さや無知さなどの 言葉に出来ない大きなもやもやが生まれます。 このもやもやは、振り払っても振り払っても消えません。 いつか、私が大人になったらこのもやもやはきえてなくなるのでしょうか。 いつか、私は大人になれるのでしょうか。 はやくおとなになりたいな。