最近、私がはまっている豆腐鍋のこと
私が最近はまっている商品があります。
それは、相模屋からでている「たんぱく質のとれるひとり鍋シリーズ」です。
私自身ダイエットでサラダ生活をしていた中で、サラダには飽きてきたなと思った時にスーパーの中華総菜のコーナーで見つけました。
ダイエットになりそうだし、おいしそうと思って一つ購入。
「たんぱく質のとれるひとり鍋シリーズ」は、すべての商品が1食あたりのたんぱく質は10g以上入っており、商品パッケージには、たんぱく質量を目立つように表記してあります。
商品名とあわせて、「たんぱく質のとれる」メリットをわかりやすく伝えています。
中を開けてみると、黒い容器の中に豆腐と調味ダレが入っていました。
食べ方は、黒い容器に豆腐とスープを入れてレンジで3分チンするだけ。
とっても簡単に作れました。
豆腐を崩しながらスープに絡めて食べるとスンドゥブみたいでおいしかったです。
私が購入した「魚介スンドゥブ」をはじめ、スンドゥブのシリーズは異なる辛さと味で、4種類展開されています。
他にも、湯とうふ専用に開発したおとうふを昆布だしでいただく湯とうふや、生湯葉がつくれる豆乳たっぷりのとうふ鍋といった「おとうふの本質」を追求した本格派商品も、出汁感たっぷりの 4 種類で展開されています。
定番の中華系“麻婆豆腐鍋”も選べる2種類の辛さで展開されています。
私は、その日の気分によって味や辛さを変えて購入しています。
辛さ指数がパッケージに表示されているので選ぶときに基準としてわかりやすいので助かっています。
一番のお気に入りは先ほど紹介した「海老のだし!魚介スンドゥブ」です。
海老のだしが効いていて、辛味も私好みだったので購入頻度が一番高い商品です。
仕事終わりにスーパーに寄って、その日どの豆腐鍋にしようかなと選ぶ時間が楽しみになっています。
☆お豆腐からのブランド拡張!
「たんぱく質のとれるひとり鍋シリーズ」を販売している相模屋(正式名称は相模屋食料株式会社)は、もともと町のお豆腐屋さんでした。
近年、豆腐は料理をする人が買うものというイメージがあり、特に若い層は豆腐を食べる機会があっても自ら豆腐を購入する機会は減っており、競合との差別化も図りにくく市場規模も停滞している状態でした。
そこで、相模屋は顧客層ではない人たちに向けての商品を考えました。
最初のターゲットになったのは男性です。
2012年に発売された、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターをモチーフとしたおとうふ「ザクとうふ」はSNSで話題になりました。
その後、個食の層に向けて、先ほど紹介した「ひとり鍋」シリーズが発売されました。
また、豆乳で作ったチーズ「BEYOND TOFUピザ・シュレッド」や、他にもとうふグラタンや、まかないめしなど「豆腐」の在り方を新しくしていきました。
いまでは、8つの商品ブランドが展開されています。
このように、「相模屋」の豆腐というブランド力を、豆腐の枠から鍋やチーズや麺などにどんどん拡張しています。豆腐を使用した商品をそれぞれシリーズ化して、さまざまなシーンに相模屋の商品があるようになっています。
☆新しいお客さまに向けたあたらしいお豆腐
相模屋は、町のお豆腐屋さんから培った技術を活かして、新しい価値観を創り出し、お豆腐の世界を広げています。
お豆腐のターゲットというと、老若男女を問わないみんなが食べるものですが、敢えて、年齢別にターゲットを分け、それぞれの世代の中にある個別ニーズに合わせたお豆腐商品を届けています。これって、パッケージイズメッセージの#5にもあったブランド拡張の良いお手本ですね。
そんなことを考えながら、また、美味しくお豆腐鍋を税込み300円以内で買ってしまうと思います。
編集猫 KAURU memo
圧倒的になるまで商品力を磨くこと、従業員に数値目標を持たせない独自の経営手法などで、現在では年商400億円(!)。他の豆腐屋さんの事業再生まで手掛けるすごい企業です。
そして、社長はガンダム推しで有名ですニャ。