駅ナカとサブスクのおいしい関係
通勤中のささやかな楽しみ
それは、駅ナカでマカロンを1つもらって帰ること。
ダロワイヨのサブスク「My Maca(マイマカ)」は、店舗で1日1個好きなマカロンが受け取れるサービスです。
しかも1ヶ月1,000円(税込み)というリーズナブルな価格がうれしい。
過去にほかの店舗でも入ったことがあるのですが、改札を出て立ち寄るのが面倒で継続はしませんでした。新たに通勤の乗り換え駅の改札内に店舗ができたことを知り、再びはじめてみることにしました。
これが思った以上に便利!
通勤で利用する駅ナカということもあり、通りがかりに立ち寄るだけで1つ受け取ることができるのです。出社した日数=マカロンをもらった数になり、仕事終わりのちょっとしたごほうび的な感覚に。
お得感も相まって翌月も躊躇うことなく継続してしまいました。
実は駅ナカでのサブスクのサービスは続々と増えています
駅ナカコンビニのNewDaysでは、コーヒーのサブスクプランがあります。1ヶ月1,390円で20杯まで提供されるので、コーヒーを日常的に飲む人にはお得なサービスです。私もオフィスの近くにあったら利用していると思います。
ちょっと変わり種としては、30日・90日・180日自分専用で自由に出し入れできる「駅Myロッカー(エキマイロッカー)」というロッカーのサブスクも登場しています。これは、習いごとやスポーツジムを利用している人が荷物を預けておくのに便利なサービスです。
新型コロナウィルスの影響やテレワーク推進を受け、JR東日本の2022年度の定期券の運輸収入は2018年度比で8割にとどまっているそうです。
そもそも、定期券自体がサブスクの元祖ともいえるサービスであることから、駅ナカとサブスクの相性がよいことは言うまでもありません。
サブスクをはじめとした、さまざまなサービスとの連携は、駅ナカの商業施設に立ち寄るきっかけとなり、企業の収益向上はもちろんのこと、駅自体の空間としての価値も向上していきます。
駅が単なる交通機関としてではなく、生活や消費の場として発展していくことは、利用客と企業の双方にとっても「おいしい関係」なのかもしれません。
※記載の情報は執筆当時(2023年10月)のものです
編集猫 KAURU memo
駅の中での通勤動線でマカロンが貰える(実際には買っているのだけど)のがいいニャね。
目黒駅アトレにもダロワイヨがあるのですが、改札の外=動線の外なので駅ナカ効果が弱いのです。
日常的な動線の中にサブスクサービスがあると効果的ニャ。
一方、駅ナカが発展しすぎて駅から人が周遊しなくてお店や地域が廃れるケースもあるので、お店と人や地域ごとの「おいしい関係」づくりは大きな課題かもニャ。