17アイスが進化しているよ。
ことしの夏は、暑さが続きますよね。そんな時、吹き抜ける風にも熱があるプラットフォームホームで見つけたのは、この自動販売機。
いろいろな所で見ているので、ここの値段はいくらかな?(場所によって数十円違うと思います。)なんて思いながら、近寄ってみると、
なんか、ステッカーが貼ってあります。これはいわゆる(”オレでなきゃ見逃しちゃうね“)ネタかなと思ってさらに良く見ると、、、
『セブンティーンアイスMAP』ですと、、、
いつの間にかこんな取り組みが行われていたとは!
「買うこと」の先にあるコミュニケーション
QRコードからこんなサイトが表示されました。
地図でセブンティーンアイスの場所が判ったり、スポットで検索できるけど、そんなに使うかなぁと思いました。
しかし、セブンティーンアイス自販機は全国に2万台あるので、もしかするとコンビニでアイスを買う前に、自販機に誘引することを狙っているのかもしれません。(逆に台数が少ない場合でも、その希少性からスタンプラリーやコレクションといったファンづくりができますね。)
画面を見てゆくと、以前はマップの参照に会員登録が必要だったようです。
さらにログインとあって、ここからログインすると”企画参加”とあるので、新フレーバーとかに意見が送れるのかもしれませんね。
実は、自販機はDXの最前線
自販機というものは「売り場」の形態のひとつですよね。スーパーやドラッグストアと違って周りの売り場をそれほど気にしなくていいので、キャンペーンも面白いことをいち早く実行しやすいです。
セブンティーンアイスは、アイスクリーム自販機で最も古く、最も台数が多い商品ですが、これからファンを増やしてゆけると、新しいフレーバーや売り方(地域コラボとか)など新しいアイスを生み出せる仕組み/ブランドになりそうです。自動販売機がスマホなどと連携しながらメディア/コミュニケーションの一部になる日も近いかもしれません。
売るという方向性から、消費者(お客様)が参加するという方向ができると、文字通り、DX(Digital Transformation)を体現することになりますね。
編集猫 KAURU memo
ねぇ。電車が来る前にアイスは買えたの?
「ステッカーやサイトを見ていたら電車が来て買えなかったよ。あと、食べた後のプラパーツと包み紙のゴミ箱がないと困るんだ。」(iwata)