不登校生の追跡調査を見ても不安になるときにするといいこと

不登校生の追跡調査を見ても不安になるときにするといいこと

前回、実際の不登校生の5年後の追跡調査のデータを載せました。
詳しい内容は割愛しますが8割以上の方が就学や就業されています。
でも、そうは言っても後の2割に目が向くこともありますよね。

自分の子どもがその2割に当てはまらない証拠はないんじゃないか。
と考えてしまうこともあると思います。
何を隠そう過去の私がそうだったんですけどね。

その不安の解消に今回の記事が役に立ったら嬉しいです。

データを見ても不安が残る場合

もしもあなたのお子さんがその2割に入ったらどんな気持ちになるでしょうか?
どんな気持ちになるかは人それぞれですが思いつく限り紙に書き出して、それぞれのキーワードを深堀りしていくと、あなたがどんなことがあるから不安になっているのか、その正体が掴めてきます。

気づかなかったけど、「なるほどなあ」というものが出てきます。
そしたら、その出てきた内容を優しく認めてあげてください。
「ああ、私はこれを不安に感じていたんだ。。」と。
気持ちは自然に湧いてくるものだから、それをきちんと認めてあげると
それ以上に不安が大きくなることはありません。

そして、進学だけを目的にするのは違う。
これはあなたもそんな感じがするのではないでしょうか?
実際に進学した後に中退するお子さんも2割弱います。
自分を抑えて頑張り続けて体調を崩すお子さんもいるでしょう。

大事なのは進学することそのものではなくてお子さんの考えていること、感じられていることに意識を向けること。
ただ進学するのではなくてお子さんが納得した上で決めていくことが
これから選択と行動の連続である人生を生きる上でもお子さんの力になっていきます。

話は逸れるかもしれないですが、なんとなく今記事を書いていて感じたこと書きますね。

お子さんが小さいうちは親の手がかかりますよね。
手をかけて、目をかけていないと命を繋いでいけない。
でも、だんだん大きくなっていくうちに親がしてあげられることっていうのは
どんどん減っていっていずれ、おやから自立する時がきます。

そう思うと、一つひとつお子さんの力になることをしていってあげたいし
お子さんに対して自分ができることがるっていうのはすごく幸せなことなんだっていう視点もあるよなあってふと感じました。
すぐに笑顔や感謝という形で返ってこなくても。
お子さんが自分の人生を目一杯楽しめるように。

今日もここまで読んでいただきありがとうございます!

不登校から脱出カウンセラー・萩野和美


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