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映画「ハロルド・フライのまさかの旅たち」で信じて歩くことで見えたもの

【あらすじ】
定年退職し妻モーリーンと平穏な日々を過ごしていたハロルド・フライのもとに、職場の元同僚の女性クイーニーから、末期癌でホスピスにいるという手紙が届く。元同僚の命はもうすぐ尽きるという。近所のポストから返事を出そうと家を出るハロルドだったが、途中で考えを変え、800キロ離れた場所にいるクイーニーのもとを目指してそのまま手ぶらで歩き始める。ハロルドには、クイーニーにどうしても会って伝えたい、ある思いがあった。

イギリスの作家レイチェル・ジョイスによる小説「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」を、「アイリス」のオスカー俳優ジム・ブロードベント主演で映画化。
2014年本屋大賞「翻訳小説部門」第2位!
2012年ナショナル・ブック・アワード新人賞受賞!
全世界600万部!
37ヵ国で刊行!
徐々に明かされる家族の秘密に世界が泣いた感動作。
という原作本の映画化でかなり前評判が良かったので少し前に視聴しました。
もう、映画館での上映は終わってしまったかもですが、
なかなかの良作でした。

主人公の65歳のおじさまが800キロを、これって東京から北海道の札幌市くらいまでの距離らしく。
これを何の準備もしないで、自宅から思いたって歩いて行くのでなんとも無謀すぎる設定ですよね。
物語の中でも1ヵ月くらいはかかっている感じです。
この間に出会う人々や自宅で待つ妻との関係、
そして最後に訪れる結末がなんともいいんですね。
信じて歩く先に見えた希望とは。
長く心にくすぶっていたしこりが解き放たれ、癒やされる
映画でした。
私は何度か涙しました。




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