ノットエニワン バット イッツミー
本日のBGM:倉橋ヨエコ/損と嘘
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ネットを徘徊していてものすごく怖い(自分的にだが)記事を見つけた。
今回の記事は人によってはトラウマをほじくり返してその上に粗塩を塗り込むかもしれないので、親にトラウマの有る方々は閲覧注意願いたい。
内容はというと、タイトル通りだが世間的に行き遅れと呼ばれはじめる30歳~の娘や息子を持つ親が自分の子の変わりにその伴侶を狩りに出るという内容である。
こりゃあ、空恐ろしい話だ。自分の父はもう10年以上前に鬼籍に入り、元々一人っ子の事もあり、今は母一人であるが、別々に暮らしている。その理由は、本当に同じDNAを共有しているのかと思うくらい考え方が違うからだ。要するに、合わないのだ。
この記事で何を書こうとしているかというと、世間様でメジャーな存在になった毒親の事についてだ。ちなみに、毒親とは↓の様な親を指すらしい。
毒親とは、子どもを自分の思い通りにしようとし、なかには暴力や虐待、過度の干渉などによって支配下に置こうとする親のこと。 文字通り、子どもにとって「毒」になる親をいうそう。
自分の人生がうまくいかない理由や、今のどうしようもない性格や、それから多分派生したと思われる社会的なアレやコレを親のせいにする事を良しとしない風潮があるが、私は当事者になると仕方がないと思う。なぜなら、子の状態はまだ「患い」の状態だと思うからだ。というか、私もそうだ。やたらと母親が恐ろしく、煩わしく、言ってしまえば嫌いなのは患って居るからだ思う。父親が存命で有ればとは二、三日に一度くらい思う。むしろ、心に何かしらの強烈なしこりを残しつつ、親のせいだ!と一度も思った事の無い人間は恐らく釈迦かキリストの類だと思ってしまう。
そして、その患いに多くの人が苦しんでいる。冒頭に紹介した記事もその一つだ。現代の日本人は、昔の日本人に比べて精神的に虚弱であると言われることも多いようだが、果たしてそうだろうか。昔の人は厳しくとも子供という人間を尊重し、ある種の飼い主としての責任を持っていたのでは無いのだろうか。知らないけど。
あぁ、それから、記事の話に戻るが、お見合いとは典型的に意味合いが違うと思う。バックボーンが怖い。勿論、子も好意的に受け入れる場合も有るんだろうが、すっごい気持ち悪いと思う。本当に。何がかは解らない。ただただ、気持ち悪い。
はぁ。書いていて、この話は根が深すぎてめんどくさくなってきた。とてつもないパワーがいるな。本当に。
とりあえず、同じように、親の事が頭をよぎるだけで、何かがもやついて胸にある赤い実がはじける仲間達は、一緒に患いから抜けた緩解になろうぜ!
出来たらしてるのかも知れないが、逃げろ。全力で。