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このアクション映画はお勧めしたい「ビーキーパー」・「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」

 今回は1月に見たアクション映画「ビーキーパー」と「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」の感想です。

「ビーキーパー」

ジェイソン・ステイサムが演じる主人公のアダム



 好きな俳優であるジェイソン・ステイサムの主演作とあれば見逃せない。観た感想は満足できました。
 ストーリーはジェイソン・ステイサムが演じる主人公アダムの住む場所と養蜂家として活動できる場所も提供してくれた恩人がフィッシング詐欺で全財産を失い自殺してしまう。
 アダムはフィッシング詐欺をしているグループに復讐すると言うストーリーだ。まさにタイムリーな作品と言える。アダムが詐欺グループの施設を襲撃して爆破するのは痛快だ。また詐欺グループも複雑でリーダーが把握しにくい、政治的な繋がりもあると言うのもリアリティがある。
 そんな司法の裁きが届き難い相手をアダムが乗り込んで潰すのが見ていて快感なのだ。

終盤のアクションシーンでのアダム、ジェシソン・ステイサムがスーツを着る時のカッコ良さは格別だ。


 アダムの強さも銃を持っているチンピラや警官ぐらいなら素手で倒し、銃もバラバラにしてしまう。強い相手が複数相手にする時にようやく銃を使う強さの按配がされているも見てて面白い。
 腕力のみならず、潜入能力も抜群で敵役の傍に近づく場面はギャグとしても楽しめた。(警察の特殊部隊に潜入しようとしたルートについてスラスラ喋るアダムや盛り上がる詐欺グループの中に混じっている場面)
 ただ強いアクションを見せるだけではなく、アクションの中身もストーリーも一味違うステイサムを堪能できた作品でした。

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」

主人公の陳洛軍



 何やら評判が良さそうであるし、NHKの国際報道でも特集されていたので見た作品
 見て良かったです。21世紀も20年以上過ぎて1980年代の新たなカンフーアクションを見れるとは!
 濃度の濃い再現された香港と九龍城塞に個性的なキャラクターと人情とアクションの材料を上手く煮込んで出来た作品なのだ。
 何も持たない難民として香港にやって来た主人公の陳洛軍(チャン・ロッグワン)を受け入れる九龍城塞のリーダーである龍捲風(ロン・ギュンフォン)の師弟と言いますか親子のような関係性に、洛軍の友人となる信一(ソンヤッ)・四仔(セイジャイ)・十二少(サップイー)の腐れ縁な関係性が見てて和む。作中で洛軍が「ずっとここに居たい」と言うのも分かる。(十二少が親分と話して洛軍を助けに行く下りは泣ける!)

敵役の王九


 そうした上で龍捲風や洛軍の仲間達に降りかかる苦難が引き立つし挑む洛軍達を応援したくなる気持ちになる。敵役の王九(ウォンガウ)のアクの強さがあってこそだし、何より大老闆役のサモ・ハンがあんなに動き回るアクションが出来るのも見所の一つだろう。
音楽が川井憲次さんなのも凄くマッチする。気を抜くと押井作品に見えるぐらい川井さんの曲は作品にマッチしていた。

立っているのが信一、サングラスをかけているのが龍捲風


個人的には龍捲風役のルイス・クー(古天樂)の渋さが凄くイイ!煙草を吸うだけでカッコイイ役者に久々に見れた。(私は煙草は吸えないけど)
アクションと人情を楽しみたい方にはお勧めだ。

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