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Photo by
tsuyoi_usagi
人類の祖先について。【サピエンス全史】
すごく考えさせられる話なんですよね。
今から約700万年ほど前、人類の祖先が現れ始めたんです。
でも、その頃って複数の人類が同時に存在してたんですよ。
まるでイヌ科の動物(オオカミ、キツネ、コヨーテなど)やネコ科の動物(ライオン、トラ、チーターなど)みたいに、いろんな『人類』がいたってことなんです。
特に面白いのが、約7万年前に起きた『認知革命』っていう大きな変化です
この時期に、今の私たちの直接の祖先である『ホモ・サピエンス』が、言語を使って複雑なコミュニケーションを取れるようになったんです。
でもそれだけじゃなくて、架空の物語を信じるという特別な能力も身につけたんですよ。
これって、すごいことだと思いません?
同じ時期に生きてたネアンデルタール人とか他の人類は、チンパンジーやゴリラに近い生活をしてたかもしれないんです。
でも、私たちの祖先は『言葉』と『想像力』を手に入れて、全く違う進化を遂げた。
結果として、神話を作り出したり、お金という概念を信じたり、国家という仕組みを作り出したり。
そうやって、現代のような複雑な社会を作り上げることができたんですよね。
他の人類種が絶滅していく中で、この能力が私たちを生き残らせた大きな理由の一つなのかもしれません。