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自己肯定感と自己正当化
先週末のコミュニティフォーラムや一昨日の大阪大学 千葉泉さんの最終講義を受講したりして再認識したこと。
大阪大学 千葉泉さんが提唱する弱さを分かち合う「語り合い」。
「会話」「議論」「対話」に続く「語り合い」。
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自分の弱さを語り合うことで相手との相互理解・相互信頼が生まれる。逆説的に言うと、自分の強さだけを主張して語り合えなかったり、脊髄反射的な一方通行な言動が分断・対立を生む。
語り合うことで育まれる相手への寛容さと自己肯定感。
自己肯定感と自己正当化は違う。「肯定」と「正当」の違いもそうだけど、「感」と「化」の違いは大きいと感じます。
何気なく使っている言葉の細部の違いって面白い。
千葉ゼミのみなさんと一緒に書いた『みんなで書く本 ー語り合い・綴り合い・支え合いー』。僕は「大企業で“強み”でなく“弱さ”を語り合うことで描いた“意志共鳴型社会”という未来像」というタイトルで最終章を書きました。最終講義に向けて準備した増刷分を数少ないですが貰ったので、興味ある方はお声かけください。ギフトします。(※1)
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(※1)増刷分に多くの方々からリクエストいただき、ありがとうございました。僕が頂戴した分に関しては配付が完了したのでご容赦ください。
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