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かわさきパラムーブメント、かってにおもてなし大作戦!。当時、人生二毛作目の14歳。

川崎市が目指す「パラムーブメント」の実現に向けた施策の一つ「かってにおもてなし大作戦!」。誰もが社会参加できる環境を創り出すためにマイプロジェクトで街の人をおもてなすイベント。僕はサポーターとして参加しつつも、我慢できず自らもマイプロジェクトを実施して楽しんでいます。

かわさきパラムーブメント

川崎市のブランドメッセージは「Colors,Future! いろいろって、未来。」

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「多様性は、可能性」という言葉にもあるように、TOKYO2020に向けてはオリンピックよりもパラリンピックに着目して、パラムーブメントの醸成を目指しています

川崎市では、東京2020大会の開催を契機として、「誰もが自分らしく暮らし、自己実現を目指せる地域づくり」を目指すものとし、「人々の意識や社会環境のバリアを取り除き、誰もが社会参加できる環境を創り出す」ことを理念とした「かわさきパラムーブメント」を推進しています。
川崎市ホームページより

かってにおもてなし大作戦!

パラムーブメントの実現に向けて、誰もが社会参加できる環境を創り出すためにマイプロジェクトで街の人をおもてなすイベントが「かってにおもてなし大作戦!」。

川崎市では東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に障害のあるなしや年齢や人種の違いに関わらず、すべての人が活躍できる社会の構築を目指す「かわさきパラムーブメント」を推進するとともに、「英国代表チームの事前キャンプ」を受入れます。
 これらをテーマに、自分の趣味や特技、アイデアなどを活かして、川崎に暮らす方々に向けて、自分が楽しくて、ドキドキする「おもてなし」をふまってみる取組が「かってにおもてなし大作戦!」です。この自分で企画して実施する「おもてなし」を「マイプロジェクト」と呼んでいます。
 この取組は、職場や学校では出会う機会のなかった多様な友達を見つけたり、気軽なつながりのきっかけにもなります。
川崎市ホームページより

2018年度からスタートして今年で3年目。過去2年同様、今年もサポーターとして参加しています。サポーターながら、我慢できず、1年目は「かってにコスギでフチ子さん」(コップのフチ子さん撮影会)、2年目は「Shiritori in Silence」(三禁絵しりとり)のマイプロジェクトを実施。

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僕のマイプロジェクト「Shiritori in Silence」

かってにおもてなし大作戦!の2年目は「Shiritori in Silence〜三禁・絵しりとり〜」を出展。言葉や文字でなく、絵によるしりとり。パラムーブメントの文脈も考慮して「できないことを体験する」ために3つのルール(禁止)を設けました。

ルール①「おしゃべり禁止」何を描いたか?を伝えてはダメだよ
ルール②「利き手で描くのは禁止」右利きの人は左手で描いてね
ルール③「上手い下手を問うのは禁止」利き手じゃないから下手で当然だよ

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老若男女、障がいの有無の壁を超えて多くの方々が絵しりとりを紡いでくれました。スタート→トイレットペーパー→・・・→ニンジンでGOAL!

「できないことを体験する」ために3つのルールを設けましたが、三禁・絵しりとりを終えて以下の気づきがありました。

①利き手で描いても本人が思うほど下手ではない

描く本人は利き手でないから上手く描けないと言うのですが、利き手で描いた時と然程変わらないというのが印象的でした。確かに利き手と違って詳細までは描くことができませんが、伝えたいことはちゃんと伝わるし。利き手よりも温かい画風になっているようにも感じました。

②「上手/下手」「できる/できない」の評価軸を取り払うと誰もが楽しめる

「できる」や「上手」を良しと考えるため、絵が苦手という方は描きたくないと口を揃えて言っていました。利き手でないから下手なのが当たり前と背中を後押しすると、みんなが一斉に絵を描き始めるという不思議さ。「できる」「上手」が良しとされる風潮がみんなの挑戦意欲や好奇心の妨げになっているんだと感じました。

③足りない部分に寄り添って理解しようとする相互扶助の自然発生

上手に描けない分、その人が何を描いたのか?を理解しようとして、会場には温かい雰囲気がありました。「できる」「上手」が良しとされる風潮では「できない」「下手」は当事者の問題として一人で抱えることになりがちですが、「できない」「下手」が前提となれば、他者が寄り添って不足を補おうとする相互扶助が自然と発生するんですね。

かってにおもてなし大作戦を通じて一人ひとりが色々な気づきを得ることがパラムーブメントの目指すところなんでしょうね。

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かわさきパラムーブメント、かってにおもてなし大作戦!で学んだこと

できることを前提としないこと。できないことを前提にすると他者が寄り添って不足を補おうとする相互扶助が自然と発生する。


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