内製・外製の考えかた
内製・外製は、「オペレーション」と「経営戦略」の2軸で考える。
オペレーションの観点から
・そもそも外部でできるのか?
・できるとしたら、外部・内部のどちらが高いValueを発揮できるのか
経営戦略の観点から
・対象の業務はコアコンピタンスか?
・コアコンピ(大切)な業務ならば、内製
※ なんのValueを求めるかは、対象次第で異なる(QCD)
※ 補足
① コアコンピタンスなんだけど、外部の方がValueが高い
→ Value Upに向けた業務の見直し
事業ドメインじたいの見直しが必要
② コアコンピタンスではないが、高いValueが出せる
→ 事業化(コア化)や部門の売却も検討できる
コアコンピタンスを「外製」するとき
「外製」を「内製」と遜色のない、連携を強化した一体的なオペレーションの構築に注力すべし。
どのような仕組みを用意すれば、相手のメリットは最大化するか?
各ボトルネックは、どちらが持つべきか?
(ボトルネックは消えない、移行するだけ。
もっともボトルネックが解消される人が持つべき。)
リーン生産方式
バリューチェーン上の複数の企業体が、相互に価値を提供し、無駄の無い経済活動をおこなうこと。全体で価値を最大化すること。
実現のためには、
・お互いの立場にとっての「価値」を把握すること(同上)
・十分なインフラの構築をすること
・インフラ投資に必要な、長期的な取引関係を保障すること
・Win-winの関係性(相互補完・リスクの共有)
・信頼関係の構築(企業理念の一致・コストの透明性・フラットな対話など)
水平統合・垂直統合
連携だけでは無く、資本投下をした際は「水平統合」「垂直統合」となる。
水平統合
同一プロセスでの連携
垂直統合
プロセスごと、Value Chain上の連携