UDFのやわらかごはん、徹底比較
今回は、UDF(ユニバーサル・デザイン・フード)の米飯の紹介です。
※ 常温保存、舌でつぶせる区分の製品に限っての紹介です。
1、キユーピー やさしい献立 やわらかごはん
https://www.kewpie.co.jp/udfood/product/udf03/udf03/4901577041280/
お米の香りと甘みをいかした食べやすいやわらかごはんです。ぱさつきや粘りが出ないよう炊きあげました。
「舌でつぶせる」区分 内容量150g 87kcal
原材料:米(国産)、粉末還元水あめ/酸味料
2、アサヒグループ食品 バランス献立 こしひかりのやわらかごはん
https://www.asahi-gf.co.jp/special/senior/foods/items/balance-kondate/yawaraka_gohan.html
べたつきを抑え、まとまり良く仕上げた、やわらかいごはんです。
「舌でつぶせる」区分 内容量150g 88kcal
原材料:精白米(国産)、イヌリン(食物繊維)/トレハロース、増粘剤(キサンタン)、ゲル化剤(ジェラン)、V.B1
2つの商品の違いは?
正直なところ、味、食感、見た目、両者に違いはありません。(私調べ)
内容量も同じ、カロリーもほぼ同じ。
では、何が違うかというと、原材料・栄養成分です。
キユーピーは、原材料がほぼ白米だけですが、アサヒグループ食品は、それに加えて、食物繊維とビタミンB1が添加されています。
食物繊維が不足すると便秘になりやすくなります。また、ビタミンB1が不足すると脚気などの深刻な症状を引き起こします。
どちらも他の食品で摂れていればまったく問題ありませんが、UDFを食べている人はそもそもの食事量が少なくて、食品のバランスを取ることが難しいことも考えられるため、アサヒグループ食品は配慮して添加しているのでしょう。
というわけで、他の食品で、食物繊維やビタミンB1を摂れているならキユーピー、不足しがちと考えられるならアサヒグループ食品を選択すると良いと思います。
なお、価格ですが、定価はどちらみ162円(税込)ですが、市場価格はキユーピーのほうが若干安い印象です。また、キユーピーはある程度の規模のスーパーならだいたい販売されていますが、アサヒグループ食品は大型スーパーや一部のドラックストアでしか販売されていないようです。(※私はどちらも通販で購入)
その他のやわらかごはん
※常温保存、舌でつぶせる、白飯
※一部を除いて私は食べていません。
1、フードケア ふっくら白がゆ
https://www.food-care.co.jp/products/softfood/okayu.html
2、マルハニチロ もっとエネルギー パワーライス
https://www.medicare.maruha-nichiro.co.jp/powerrice/
MCT(中鎖脂肪油)が添加されていて、高カロリーです。
3、ホリカフーズ 全がゆ
http://www.foricafoods.co.jp/care/439
4、ホリカフーズ 栄養支援おかゆ
http://www.foricafoods.co.jp/care/1379
たんぱく質10gが含まれ、かなりの量が添加されているようです。
5、亀田製菓 ふっくらおかゆ
https://www.kamedaseika.co.jp/cs/?p=item.itemDetail&itemId=233
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