【きまぐれ牧場とは？】北海道で最も小さな町、空知にある「上砂川町」に、2020年冬にできた、小さなチーズ工房です。妻のれみは、チーズ界の珍味ともいえるウォッシュチーズを、作っています。夫のたくやは、地域おこし協力隊の傍ら、自家焙煎珈琲豆を作っています。また2023年3月頃、夫が新たに「きまぐれパン工房」を開業します！ハードパンを製造し、チーズや珈琲も買える、直売店をオープン予定です♪【チーズについて】今取り扱っているきまぐれ牧場のチーズは、ヤギではなく牛ミルクのチーズです。🐄同じ空知の生乳を仕入れ、チーズを作っています。将来的には、自分たちでヤギを飼い、ヤギのミルクでチーズを作ることが目標です！🐐【きまぐれ牧場の由来】フランスには、同じチーズでも農家製チーズと工場製チーズという風に分けられて販売されています。その名の通り、農家製は自分たちの農場で育てた牛やヤギなどのミルクから自分たちでチーズを作って販売しています。工場製のチーズは、色々な牧場から基準を満たす原料を仕入れ作っているため、大きく製品の味が変わることはありません。（季節ごとに味が変わったりはしますが！）私はフランスでファームステイをして、農家さんたちのお手伝いをしている中で、余計なことはせず、菌の力や環境に任せて作るものが自然なんじゃないかなぁと感じました。作り手は、菌たちが居心地がいいように、温度や湿度などの環境を整えていきますが、最終的に出来上がるチーズは、原料の状態や、菌の作用、環境、作り手などによって一つ一つ違うものが作られます。季節ごと、環境ごと、熟成ごとに変化していくチーズの味。もちろんご自宅の冷蔵庫に入ってからも、熟成は進み、味わいは変化します。私はそんな、フランスで体験した「きまぐれチーズ」を日本でも再現したいと思いました。この場所で、手作りだからこそできるチーズを皆さんに楽しんでほしい。そんな想いで、「きまぐれ牧場」と名付けました。【きまぐれ牧場ざっくり年表】2015年冬　夫氏、飲食店開業。2016年秋　妻氏、1年間フランスでファームステイをし、ヤギチーズを日本でやることを決意。2017年秋　妻氏、帰国後千葉県の牛屋さんの搾乳部門で働く。2019年春　妻氏、十勝清水町のチーズ工房に就職。　同年夏　夫氏、十勝清水町の地域おこし協力隊に。　同年冬　結婚。2020年夏　空知上砂川町に移住。夫氏は上砂川町の地域おこし協力隊に。　同年冬　チーズ工房開業。2021年夏　チーズの販売営業開始。　同年秋　珈琲豆の販売を開始。2023年春　きまぐれパン工房オープン！