きまぐれ牧場がある、上砂川ってどんな町?
おはようございます。
本日の上砂川町は曇り、ちらほら雪も降っていて除雪日和です。笑
去年まで除雪が嫌いだったんですが、今年に入ってから習慣的にやっているせいか、雪が降ると「除雪だ!」と嬉しくなる変態になりました。
さて、今日は【上砂川町はどんな町?】っていうテーマで記事を書いていきますので、最後までお付き合いください。
人口約2360人の北海道で一番面積が小さな町
そうなんです、北海道で一番面積が小さいのですな上砂川。
上砂川に住んでますと言うと「砂川市の一部なの?」と思われがちですが、ちゃんと独立した町でございます。
上砂川って元々独立してなくて砂川町と歌志内町の一部、上砂川地区だったんだそうで、独立運動なるものが起き、終戦から4年後(昭和24年)に上砂川町として独立したんだそうです。
要するに砂川の端っこと、歌志内の端っこにあった部分を独立合併させて一つの町にしたわけですな。
当時は交通も発展してませんからね、端っこの方に住んでる人は役場に行くにも大変だったようで丸一日かかったとかなんとか。
まぁ、そういう不便さも相まって独立運動に発展したんでしょうかね。
現在は高齢化率も高いけど、高齢者向けの講座が結構あったり、まちの駅ふらっとにも常連のおばあちゃん方がよく遊びにきたり元気な高齢者が多いかなって印象。
子どもの数は、学年によってバラバラだけど小中学生合わせれば100人はいるのかな?ちゃんと把握はしてませんが、そんな印象。
町内には医療用硝子の工場などの誘致企業もあって、砂川市や歌志内、滝川市から通っている従業員の方も多いようです、17時30分くらいになると上砂川の主要道路が少し混みます。笑
なので消費者人口は老若男女、結構いそうだなっていう印象です。
町内の買い物事情
町内で買い物をするといえば「吉川商店」「セコマ」「ローソン」この3つです。スーパーに行きたい時は車で10分くらいかけて砂川市のスーパー(アークス、エーコープ)か歌志内のスーパー(ダ・マルシェ)に行きます。
吉川商店
この中で特筆すべきは吉川商店でしょうかね。
セコマとローソンは、特に紹介する必要もないかと思いますので、吉川商店だけ紹介させていただきます。
吉川商店、実はきまぐれ牧場のチーズも取り扱ってくれています、しかも本当に最初の頃から、お世話になってます。
吉川さん自身が上砂川町を盛り上げたい、頑張る若い人を応援したいっていう人なので、それはもう来たばっかりの頃から色々と応援してくれています。
田舎らしく、お店の人と交流しながら昭和さながらの買い物を楽しめるスポットって現代ではなかなか稀有な存在ですし、リカーショップという顔もあるのでお酒も生鮮品も色々売ってます。是非是非、足を運んでみてください。
町内の飲食事情
町内で飲食できる場所は「勝寿庵」「星の砂」「パンケの湯」「まちの駅ふらっと(不定期)」くらいなもんですかね。
勝寿庵
「勝寿庵」は僕のお気に入り。
十割そばの美味しいお蕎麦屋さんで、麺も相当美味しいけど、おつゆも相当美味しいですよこれ。しかも、700円で結構ボリューミー。
星の砂
「星の砂」はラーメン屋さん。
こちらも美味しいラーメン屋さん。
僕は札幌に行ってラーメン食べる時は純蓮の醤油が定番だったんですが、ここの醤油は僕好みドンピシャな醤油なので純蓮に行かなくなりました。笑
自分の好みにドンピシャなラーメン屋さんが近くにあるって幸せだよね。
パンケの湯
「パンケの湯」は温泉施設内のレストラン。
上砂川には昔「あかし」という食堂があったらしく、そこでソースカツ丼というスタ丼を出していたそうなんですが、それを現代に復活させた「ソースカツ丼」という卵で閉じていないサクサク衣のカツ丼です。
個人的オススメなのはカラシを多めソース多めで食べるのが良いです、カツも結構厚めで揚げ方も上手なので、サウナの後の体力回復にどうぞ。
まちの駅ふらっと
「まちの駅ふらっと」では不定期に料理が提供されます。
といっても作っているのは僕なんですけどね。
なんとなく、季節感とか僕が作りたいものを提供している感じなんですが、不定期なので上記の3つのお店に行くことをオススメします。笑
上砂川の特産品
上砂川の特産品といえば、まずはきまぐれ牧場のチーズです(宣伝)。
それから椎茸もありますな、昔は生産量北海道イチだったとか。
あとは水質管理のためにニジマスを飼っておりまして、そのニジマスを使ったニジマスの燻製と、ニジマス醤油(オヌヌメ)。
それから、実は蜂蜜もオススメです。
きまぐれ牧場のチーズ
これはもう言わずもがな、皆さんご存知のウチのチーズです!笑
ふるさと納税でも大活躍してくれています、きまぐれ牧場のチーズ。
ウチで作っているチーズは一風変わったチーズでございまして、のんべえの皆様に捧げるチーズでございます。開発者製造者がのんべえだからねぇ。笑
それいゆの椎茸
椎茸って、意外と買う機会少ないから上砂川の椎茸の質ってものに注目してなかったんですが、他の椎茸と比べてみたら肉厚で美味しい!笑
スーパーとか行くと、上砂川のものと他の近隣市町村の椎茸並んでたりするんだけど、肉厚なんだよね!やっぱ椎茸は食感も大事なのでね!
あと生キクラゲも作ってて、これもオススメ!
ニジマスの燻製と、ニジマス醤油
上砂川は他の市町村に比べて、水が圧倒的に美味しいというのがウリなんですが(なんだ水くらいなんて思ったそこのあなた、水は命の源です、飲用にも料理にも使うんです舐めちゃあいけませんよ。)、独自の浄水場があるからなんですね。
で、その水質管理のためにニジマスを飼育しておりまして、それをフル活用したのがニジマスの燻製と、ニジマス醤油でございます。
燻製に関しては個人的な感想ですが「冷燻にしてほしい!」んですが、醤油はかなり美味しい。
タレとかそういうの作っているソラチに依頼しているんだと思うんですが、ニジマスの出汁のような香りに、燻製の香りが加わって冷奴とかにかけると抜群に美味い!逆に刺身とかには向いてない、風味が喧嘩しちゃうからね。
斉藤養蜂場の蜂蜜
こちらも我が家に常備しております。
国産の蜂蜜の割にはかなりお手頃価格ですので手が出しやすいんですな。
上砂川はニセアカシアなんですが、釧路やら芦別やらで採れた菩提樹とか百花とか5種類くらいあるので順繰り買ってます。
ちなみにニジマスの燻製と、ニジマス醤油、蜂蜜はパンケの湯で買えるよ!
これからの上砂川町を少しだけ考える
まぁ、今回は上砂川のご紹介がメインなので少しだけにしますが。
どこの田舎も若者が減って過疎が進んでいるのが日本のイマですが、まぁ別に全部がそうなる運命ってわけでもなく、若者が出て行くより入ってくる数の方が多いみたいな町もあるわけで。
そういう町は若者が出て行かないわけですな。
まぁ、そういう町は、若者が大学とかで出て行ってもいずれ戻ってこれれる土壌が形成されてる、もしくは形成しようとしているわけですな。
そこには町の活気だったり、働きたい場所だったり(働く場所じゃないんよ、働きたい場所なんよ。ここ重要よ。)そういうものが必要で、上砂川はいい感じにその土壌を形成し始めているんではないかなと思います。
始めなんで、いつ崩れるかわからないグラグラな土台ではあるんですが、そこをこれから盤石な土台にしていくのは地域おこし協力隊の存在かなと思っていますし、僕としてはそれを全力で応援推進していきたいなと思ってます。
若者が進んで働きたいと思える場所、または事業を創り上げるために移住してきてくれる人たちですからね、そういう人が増えれば町もきっと盛り上がっていくんだろうと思います。