広島と関わる写真~広島訪問を控えて~
年が明けてから仕事のほうが落ち着かず、なかなか投稿できずにいましたが、もうすぐ「広島に出張へ行く」ということで広島にまつわる写真を考えてみようと思いました。なお、今回は中身を読むということの無い、自分にとっての備忘録的な内容です…
川田喜久治、石内都、土門拳、藤岡亜弥
まず広島というと、被爆地というテーマからは切り離せないものだと思います。そこで思い浮かんだのが、川田喜久治さんと石内都さんでした。
川田喜久治さんは『地図』(1965)で原爆ドームのシミなどを撮影し、抽象、イメージというものを使って、原爆の恐ろしさを捉えようとしています。石内都さんは『ひろしま』(2008)で被爆者の衣服や遺品を撮影し、そこにある記憶を捉えようとしています。
その他に広島にまつわる写真を調べると、土門拳さんの『ヒロシマ』(1958)や藤岡亜弥さんの『川はゆく』(2017)がありました。
いずれの作品も被爆地ヒロシマに、それぞれの視点で向き合ったものとなっており、作者の意図を知って、深く読み解かなければ味わいきれないもののように感じます。この味わい深さは、また出張から戻ってきたときに腰を据えて楽しめたらと思います…
今回はとりとめのないメモでしたが、また時間を見つけて写真やアートで感じたことを書きたいと思います。