勝手にメンター

会社に入ったけど、 困ったことを気軽に相談できる人がいない。 そんな世の中になりました。 会社員で中堅と呼ばれるようになった私たちが こんな話聞きたかったなと思うことを、 誰に聞かれるわけでもなく、 勝手に気軽に自由に発信していきます。

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  • MBA受験準備体験記

    MBA受験の各フェーズでの取り組みについてまとめています

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勝手にメンター始めます

なんで勝手にメンターなんか始めるの? 初めまして、勝手にメンターのメンバーであるいちです。ご訪問、ありがとうございます。ここでは自己紹介も兼ねて、勝手にメンターとはどういう意味なのかをお話しさせてください。 勝手にメンターがやりたい!私たち大学の同期4人は、それぞれ別の会社に就職して「中堅」と呼ばれるようになりました。定期的にこの4人で情報共有会をする中で、大きく2つ気になるトピックが出てきました。 それは以下の二つです。 ・今後のキャリアの悩みがより深刻になってき

    • 「120点で打ち返す」を武器にする

      マネジャーから割り振られた仕事に対し、どのような進め方をすべきか。よくある模範解答は「60点ですぐに出す」です。期限ギリギリまで粘って自分の思う100点を出したとしても、それは上司にとって70点だった、ということもよくある。それならば、60点で良いのでまずはおおよそ仕上げて方向性を確認する。これにより最高効率で仕事を完了できる、というものです。 私もこれには賛成ですし、実際の業務の中でもよく使います。自分のチームメンバーへの仕事の進め方でも、この60点セオリーで進めるよ

      • MBA受験体験記#13 インタビュー対策(ビデオエッセイ・グループディスカッション)

        一般的なインタビュー対策はこちらでまとめています。今回は少し特殊な形態であるビデオエッセイとグループディスカッションについて、私の経験を書いておこうと思います。 ビデオエッセイ(Yale, Kellogg, Haas)TOEFLのSpeakingのような形態です。質問が画面に映し出された後、30秒程度考える時間が与えられ、所定の時間で回答するというものです。 YaleとKelloggはアプリケーション提出後、ビデオエッセイの提出が求められました。Haasについてはイン

        • MBA受験体験記 #12 HBSインタビュー対策

          オーソドックスなインタビューについては、前回の記事でまとめた方法で乗り切りました。今回は、少し特殊なHBSのインタビューについて私自身がどのように対策したかをまとめておこうと思います。 概要大半の学校のインタビューでは面接官はレジュメしか受験生の情報をもっていないBlind Interviewといわれる形態で行われます。 一方、HBSは全く真逆のケースでした。HBSのインタビューはアプリケーションを熟読したAdmissions Team(日本人の場合は、Eileenという

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        • MBA受験準備体験記
          13本

        記事

          Harvard WhatsAPP事件

          今回はHarvard Business School(HBS)で、大きな議論を巻き起こしている男子学生のWhatsAppグループについてお伝えしようと思います。 ※WhatsAppは米国版のLINEみたいなもので、1対1やグループでのチャットができるアプリです。 とあるクラスで、クラスの男性のみが加入できるWhatsAppグループを作ったところ、同じクラスの女性グループから大バッシングを受けました。ちなみに、女性は女性のみのWhatsAppグループが存在するようです。また

          Harvard WhatsAPP事件

          経営戦略部での1年間を振り返ってみた

          私は少し前までも会社の経営戦略や経営企画という部署が何をしている場所なのか理解できていませんでした。 本日は、私があるメーカーの経営戦略部メンバーとして1年間働いた経験を振り返りながら感じた経営戦略部の在り方と実態のジレンマについて紹介します。先にお断りしておくと経営戦略部(及び経営企画部)は企業の経営状況やビジネス規模などによってフォーカスしている領域や行動指針などの違いがあり一概には言えない部分はあるかと思いますが、少しでもこの部署について馴染みを持っていただければ

          経営戦略部での1年間を振り返ってみた

          仕事の安全と仕事の対価について - 現場滞在の経験から

          突然ですが、あなたは仕事をしている際に身の危険を感じたことはありますか? 数多くの企業でリモートワークが定着してきた昨今ですが、ホワイトカラーの方だと、PC作業中や打ち合わせ中に身体的な危険を感じるという方はまずいないのでは無いでしょうか。あなたがもし製造業の工場勤務や建設業の現場管理者だったりすると、仕事上の安全は身近なテーマかもしれません。 私は普段はリモートワーク可能な仕事をしているのですが、エネルギー業界に身を置いているため、以前現場に滞在して仕事をしていたこ

          仕事の安全と仕事の対価について - 現場滞在の経験から

          印象に残ったMBAの授業

          あなたは鉱業を営むグローバル企業のCEOに就任した。 その企業が南アフリカに所有する鉱山で死亡事故が多発しているようだ。この鉱山は会社のコアアセットであり経営戦略上、重要な位置を占めている。仮に操業を停止すると売上・利益ともに会社に大きな損害をもたらす。右肩下がりの経営状況に憤怒した株主からは利益引上げのプレッシャーがかけられている。歴代のCEOや取締役も死亡事故をさほど重く受け止めている様子はない。 あなたは「その鉱山を閉鎖するか、それとも操業を続けるか」 それが

          印象に残ったMBAの授業

          Harvard(MBA)での1学期目をふりかえって

          先週で1学期目の期末試験を終えました。ついに冬休みです! 学期の途中までは 「早く冬休みが来てほしい」 「予習地獄から開放されたい~」 「進学する学校選び間違えた」 という気持ちでいっぱいだったはずなのに、不思議なことに、今、1学期目を終え「寂しい」「楽しかった」という気持ちで満ちています。 授業で自分の考えをうまく話すことができないことや、発言したい場面で教授に当ててもらえず話せず、歯がゆい思いをしたことが何度もありました。ときには授業後、茫然と家に帰り、泣

          Harvard(MBA)での1学期目をふりかえって

          続:メンターがコーチング受けてみた

          今年の6月から始めたコーチング。2週間〜1ヶ月に1回のペースで実施していたのですが、先日ついにクロージング(=コーチング終了:自分の中で腑に落ちた状態)となりました。 こちらは、コーチングを受けた理由や、前半部分までで感じたことをまとめた記事となります。 前回の記事のまとめ ・結論:コーチングを受けてかなりよかった ・理由:自分の心の構造を把握することができた 【具体的によかったこと5選】 1)気遣いなく、一方的に、安心して話せる 2)キャリアを語る上でよく出てくるキ

          続:メンターがコーチング受けてみた

          営業必見!北京大学eMBAから学ぶ、関係値のマネジメント

          中国でビジネスをするには「人と人との関係」が非常に重要な意味を持ちます。極論を言うと、同じ値段であっても、100点満点の解決策を誰かわからない人から買うよりも、60点の解決策を顔馴染みから買う、ということがよく起こります。 この関係を体系的に整理して、使いこなせるフレームワークにできれば、非常に再現性が高い「関係値のマネジメント」ができるようになります。これは特に「営業管理」をやっている人間にとって、大きな武器となります。 数年前に北京のeMBAに通っていた際に、「関

          営業必見!北京大学eMBAから学ぶ、関係値のマネジメント

          外資企業の人事評価に挑む!

          日系企業に比べ、昇進のチャンスが多くある外資企業において毎年行われる人事評価はとても重要です。1~2時間の談判勝負で一年の収入額が決まると思うと背筋が伸びる思いで臨まないといけません。 私も日系企業で6年間、年次の定型業務として淡々と行っていた人事評価の位置づけや臨み方を変えないといけないということに気づいてからやっていることをシェアしたいと考えています。 会社生活が長くなるにつれ、人事評価は昇進に向けたアピールだけでなく自分の仕事を振り返る、今後の長期的なキャリアプラ

          外資企業の人事評価に挑む!

          4年間経営コンサルを経験し得たもの

          私は、現職の外資メーカーに務める前の4年間は2社の経営コンサルティング企業(コンサル)に所属していました。4年は私の11年の社会生活の中で最も濃厚で一番成長した時間になったと自負します。私は今でも向上心のある周りの後輩からコンサルへの転職を相談されたら「キャリアップのための負荷テスト期間だと思って頑張るなら是非挑戦してほしい」と勧めています。 もちろん、才能溢れた人材の間に入って自分の居場所を見つけ会社に貢献できるまでは苦労もあり、やめたいと思う毎日が続きましたが、走り

          4年間経営コンサルを経験し得たもの

          メンターがコーチング受けてみた

          メンターと言っても、勝手にメンターをしているだけなのですが、先日「コーチング」を受けてきました。以前からずっと気になっていたコーチング。自分は日々マネジメントをする中で、チームメンバーに対して”コーチング”のようなことをするのは多々あります。また、会社の制度の中で、過去に数回「キャリアカウンセリング」を受けたことがあったのですが、当たり障りのない話をされて終わり、という印象でした。そのため、興味本位でコーチングを予約したものの、正直ほとんど期待していませんでした。 コー

          メンターがコーチング受けてみた

          バイリンガル教育ってどうなの?

          米国MBAに子ども(4歳、2歳)帯同で臨む私の悩みのひとつ。「バイリンガル教育の影響」について「勝手にメンター」のメンバーが相談に乗ってくれ、すごく参考になったので記事にしました(音声も今後アップ予定) 「日本語を発達させている段階で外国語を学ぶと脳が混乱し発達に影響を与えるのでは?」と悩んでいた私の悩みにメンバーがそれぞれの経験をもとにアドバイスをくれました。 みんなとの座談会を踏まえると、主なポイントは2つで、我が家も渡米後は、現地の幼稚園に子どもを預ける決心がつ

          バイリンガル教育ってどうなの?

          働く場所が変わるとマネジメントも変わる?

          これまでマネージャーとして上手くいっていたのに・・・部署異動して上手くいかなくなった。メンバーが大幅に入れ替わってしまってなんだかしっくりこない。そんな経験はないでしょうか?本日は私が直面した類似の経験について、特にプロジェクトの実務を統括する上で重要となるリーダーシップに焦点を当てて、どのように対応したか書いてみたいと思います。 2つの事例本日はこれまでのキャリアの中からA社とB社、2つの組織でのマネジメントの実例を紹介します。環境の概要は以下の通りです。 A社の場

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