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【5/11対広島8回戦●】野手陣の勝負弱さが露呈…。勝ちパターン投入も報われず…。

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、2連敗です。

糸井嘉男選手がスタメン復帰し、ようやくベストに近い打線で戦いに臨めるようになりました。

幸先よく佐藤輝明選手・糸井嘉男選手にタイムリーが飛び出し、2点を奪いましたが、その後はチャンスを作るも後1本が出ない今季よく見た展開で、追いつけないまま敗れてしまいました。

チャンスでマルテ選手が凡退して自分のバットを折ったシーンロハス選手が打席の中でバットを短く持つも空振り三振に倒れたシーンはなんとも言えない悲しさを感じました。

また逆転を許した場面もセカンド糸原健斗選手の弱点がもろに関わっていて、SNS上は阪神ファンからの批判コメントが飛び交うかなり殺伐とした雰囲気になっています。

それでもやっとベストに近い打線が組めたんです!

ほとんどの選手が本調子とは程遠い状態ですが、主力組の復調をもう少し信じて辛抱強く応援していきたいなあと私は思っています。


スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

糸井嘉男

糸井嘉男選手が4月30日の巨人戦以来、9試合ぶりのスタメン復帰となりました。

”下半身のコンディション不良”でスタメンを外れていましたが、その間阪神は深刻な得点力不足に苦しめられ続けていました。

少なからずこのチーム状況が影響して、2軍に落ちることなく1軍に帯同したまま調整を重ねる決断を首脳陣がしたと予想しています。

そんな糸井選手は復帰初戦で2安打1打点の活躍を見せ、打撃の調子が落ちていないことをアピールしてくれました。


チーム最年長で体の状態も万全でないとはいえ、糸井選手がスタメンに並ぶだけで相手投手に与えるプレッシャーが桁違いです。

名前だけでなく少ない打席数ながら18打点はチーム2位得点圏打率も.478と高水準です。

この試合では6番でスタメン出場しましたが、大山悠輔選手の調子がなかなか上がってこないので、佐藤輝明選手と打順をくっつけるためにクリーンアップで起用して欲しいなあと個人的に思っています。

体と相談しながらの起用が続くとは思いますが、苦しいチーム状況を糸井選手の活躍で吹き飛ばしてもらいたいですね。


マルテ

復帰2戦目となったマルテ選手復帰後初ヒットを放つことはできましたが、2度のチャンスに凡退し、クリーンアップとしての役割を果たすことはできませんでした。

5回裏2アウト3塁、7回裏1アウト満塁いずれも低めのワンバンするボールに手を出し空振り三振に倒れています。


マルテ選手といえば選球眼の良さが魅力の選手で、ワンバンするボールで空振り三振するのはかなり珍しいことです

技術的なことは分かりませんが、この2つの三振からマルテ選手が本来の状態でないことは明らかです。

ただ予定より早く1軍に合流させることを選んだ以上このような打席が増えるのは覚悟の上なので、ここを我慢して状態が上がってくることをじっくり待ちたいなあと思っています。


チーム状況があまりにも悪いので、チャンスで凡退したマルテ選手にも批判が集中しており、焦って余計に打撃を崩すことだけは避けて欲しいです。

またマルテ選手自身も悔しさから自分でバットを折っていて、相当苛立っていることが伝わります。

なんとか感情的にならずにリフレッシュしながら自分の打撃を取り戻して欲しいです。

誰も得しないこの悪循環から阪神がどのように抜け出すのかは一ファンとしてかなり注目しています。


気になったポイント

”セカンド”糸原健斗

この試合でこれを取り上げない訳にはいかないでしょう。

現在阪神のセカンドはかなり流動的で相手先発に応じて使い分けています。

この日は7番セカンド糸原健斗選手がスタメン起用されます。

糸原選手はセカンド守備が弱点で昨年までも度々批判されていましたが、今年は糸原選手自身の打撃不振・チーム全体が苦しんでいることもあってこれまで以上に批判の的になっている印象です。


そんな糸原選手は5回表にエラー・6回表に併殺を奪いきれず逆転打に繋がり、糸原選手の弱点が露呈してしまいました。

糸原選手のセカンド守備が弱点なのは守備固めが送られること試合途中でサードに回ることから首脳陣も把握しているはずです。

なので打撃を期待しての起用であるにも関わらず、打撃の方で結果が出ていないことの方が個人的には気になります。


糸原選手自身も「崖っぷち」とコメントしているように成績が上がってこないことへの焦りが全て悪い方向に転んでいるように感じます。

そんな焦りの中で苦手なセカンドで起用され、エラーをすると球場全体がなんとも言えない殺伐とした雰囲気になってしまうので、並の精神状態でプレイができているとは考えにくいです。

特に2つ目の併殺崩れはエラーをした直後で大事にいこうとしてワンテンポ送球が遅れてしまっています。

打撃でもヒットが出ないだけでなく、早いカウントから凡フライを打ち上げたり、あっさりと三振してしまう姿が見受けられ、本来の粘り強さが感じられません。


糸原選手だけのことを考えると2軍で調整兼リフレッシュさせるべきだと感じるのですが、他の候補がパッとしないという現実がこの決断の大きな壁になっていると思います。

一時期セカンドでスタメン起用されていた木浪聖也選手・小幡竜平選手・山本泰寛選手が2軍にいて、現在1軍には糸原選手を除くと熊谷敬宥選手・北條史也選手・植田海選手の3人がいます。

他の候補の打撃への期待度が糸原選手の復調待ちを上回らないのが現実で、”愛人起用”のように一部で揶揄されていますが、それはあまりにも過剰な表現かなあと個人的には思っています。

ただ糸原選手の精神状態を想像すると、1軍で批判を浴び続けながら自身の打撃を取り戻すのは厳しいように感じるので、一度2軍でじっくり自分と向き合う時間を作ってあげて欲しいのが私の意見です。

マルテ選手・糸井嘉男選手が復帰したので、打撃を考えずに他の選手を起用する余裕が少しですが生まれたのもそう考える理由の1つです。


糸原選手は今の阪神に必要な選手で本来の粘り強さ・出塁能力を取り戻して最下位からの巻き返しに貢献して欲しいです。

苦しいチーム状況が続いているので、ストレスが溜まるのは分かりますが過度な誹謗中傷やあまりにも的外れな叩き方は控えて欲しいなあというのが素直な感想です。



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