石破政権に期待して日経は上昇し、翌日に全否定した。日経の行方は?「投資家目線」今、株が安い銘柄を考察する DATE2024/10/01(火)ー10/3(木)
2024/10/01から後半戦。
昨日の下げから一転しての上昇。
石破政権になった初日。昨日まで、選挙の行方のバイアスで動いていた日経。今日からの上げは期待も込めての上昇かもしれない。
これは⏬10月1日(月)の前場のチャートで勢いよく上がり、一回下がったが上昇した。
利確は石原産業、野村、ジェイテクトを前日買った分を利確、パナソニック、スズキはデイトレスキャルピング、のコツコツトレードで結果が出た。
前日は下降トレンドでも買いで勝てた。かなり落ちて
10月2日(火)は飛び降りて下がっていった⏬。昨日とは違うのは相場が弱い。
今年は相場の強さが日々変わるので、一つの成功事例を持っていても利益を出すのはなかなか難しい。
リバウンドを狙う人が多くいるし、押し目買いになることが多いので長期なら買っていい位置だが、デイトレでは買いで入っても下げ続けて終わるかもしれないので、デイトレで買いながら、現引するやり方ととった。
個人的にいうと下げ相場の時に⏫の陰線(私は勝手に文鎮と呼んでいる)は、これが出るとあまり上がらないと思っている。
実際リバが出ても、すぐ否定される始末
あとは⏬のような上髭 私は上がらないので蓋(フタ)と呼んでいる。
予想通り、終日下がり続けた。影は薄いが、下げる力を持つ場合は多い。
今日はある意味、ダウ論の動きだった。下落トレンドの継続。
日経ダブルインバースを利確。これは10月から導入した。同じ方向でトレードしてもリスク回避できない為、500上がるごとに買って、当面の乱高下に備えます。
利益は昨日の半分。ミスもあり、現引をするつもりが、売却してしまった。今年、このミスで4万ぐらい損してしまいました。
10月3日(木)は前場始まり前から、先物はかなりの上昇。
ここは、寄り天の判断。
前場スタートと共に、即利確。銘柄はジェイテクト、石原産業、松井建設、ファーマフーズ。いずれも昨日の押し目買い分となった。
1日信用はこういったトレードの時に大きく利幅が取れない。確かに先物が毎日乱高下しているが、ファンダなのか、テクニカルなのかといっても分析しにくいのは確かだ。
また、あるアナリストは昨日は中東情勢が悪化したからというが、投資家がイスラエルことを思ってトレードしているのは疑問だ。
個人的には石破政権の発足で、市場が迷っている動きだと思う。
上がるときは一定の安心感となり、昨日もとに戻るのは、マネーゲームだと思う。
需給で動く株を機関が利用したのだ。安心というバイアスで仕掛けてくる。
実際、場中では上がっていない、だんだん下がっていくチャートは今年珍しくない。
そう考えるとリスクをとり、先物日経インバースで最悪の予防線をはり、しっかりした配当と長期的に上昇する株を買うことはそんなにリスキーではない。
配当が多いということはしっかり利益を出しているからできることだし、実際に日経は29000円の時よりも安い株はざらにある。
安い株といえば、日産がある。
今日は日産を考えてみよう。このブログはそんなにアカデミックなことがテーマではないので、専門的なことは書かない。
今買うことはおすすめできないが、配当狙い、長期なら持っておいてもいいと思う。デイトレとか絶対におすすめしません。サラリーマンなら貯金代わりに買ってもいいと思う。
ではなぜ株は安いのか?原因は決算書以外の内に潜むものだと思う。しかし至って理由はシンプルなものかもしれない。
今は400円台となり、もはや乳母車の会社の方がマシじゃないのか?と思うほどのボロ株ぶりで、PERが0.25%というギネス並みの
低さで仕手や、機関が入り込み、自由自在に暴落させられ、ナンピン100回してもキリがなく、買うごとに、どんどん仕手に捕まり、下げられてしまうという、20万人も社員をかかえる世界企業で、配当が25円で高配当です!なんてあり得ない。
今日も日経が1000円近く上がる中、なんと8円しか上がらないという状況。
ちなみに私は3000株現物でもち、3年間ほったらかしにする予定で配当願いで買っている。銀行に預けても何も増えない。
確かに決算書を見れば99%減益だとか、営業利益はテスタさんの方が上だとかあるが、原因として、売上は伸びているが広告系の費用が多く、利益を圧迫している。
具体的にいうと、売りにくい状況にあると思う。
単純に考えても、広告費の媒体を増やすしかない。
道を走っていても、プリウス、ヤリス、ヤリスSUVタイプががバンバン走ってくる中、NOTE e -powerではパワー不足だ。
トヨタの方がデザインでも攻めているし、Jukeなら対抗できたかもしれないSUVは、前面がカピバラみたいなキックスとなっている。
明らかに売りにくいので、宣伝費用を増やしているのが現状だ。
これは、カルロスゴーン氏の足跡を消すがために裏目に出たと思う。
ゴーン氏の時はリーフ、JUKE、CUBEなどトヨタも押されている感じだった。その当時出したマーチはフォルクスワーゲンから小言を言われそうな可愛いデザインだった。
故坂本龍一氏もリーフはNYで所有していたし、環境コンセプトにデザインを強化したプロダクトは受け入れやすかった。
これらの車種は今や跡形もなく無くなっているし。マーチなんで跡形もない別物になってしまい、JUKEについては海外しか売っていない。SUVの基礎を築いたのだが、デザインは完璧に他社にマネされトヨタCHRになってさらにカッコよくなった。
個性が消えても、売上をキープした営業は凄いと思う。しかし広告費の増強で売れたと思っているのではないか?これが本質的な間違いを起こしていると思う。
あとは、資金分配が経営スキルになるが、残念ながらゴーンさんのようなセンスはないのが株価に表れているのかもしれない。
アップルは経営資源をかなりの割合でデザインに充てている。役員にデザイン担当がいるというのは、プロダクトデザインに大きな経営責任を置いている、それだけでも他社とは違い、シンプルで普遍性のあるものが出来、洗練されたものが出来ると思う。
99%減益で1%残ったというのは、現実は赤字だったが、赤字には出来ないので、経理テクニックでなんとか黒字を残している。
ではなんでこんな株を持つのか?というと配当は利益が確保されてないと出ない。つまり資産や基盤は盤石になっているところの株は、業績が一転すれば長期では上に行く可能性がある。
投資は原石の時に見分けるのが大切で買えばすぐ倍になるような夢のある株はない。
即効性のある株はハイリスクで上がると思って買えば、信じられなく下がり、ナンピンすればさらに絶望することになる。仕手株といって必ず逆を攻められ、突然上がっていく、話題になり、この株を買ったら億り人とXでポストされていたり、私と信じたら勝てる、天下一とか、煽ってくると、それを見て買う人が多くいて、少し上げて(ここで逃げれるならいいです)美味しい思いをさせ、幸福いっぱいになってきたところで、空売りと一緒に大量売価され損切りもできないスピードで落ちていく。
ここで大切なことは、こういった株は持っていてもそのピークの価格には戻らない。それどころか1年は落ちてくことが多々だ。
そういう株は配当はほとんどがゼロだ。
何が言いたいかというと、配当も出さない株が本来、上がるわけないのだ。リスクの方が高すぎる。仕組まれて上がっているだけで維持できる訳はない。できているなら、1年ぐらい玉集めした計画された株ぐらいだと思う。
個人的におすすめはパナソニック、野村HD。石原産業、スズキは短期トレードは翻弄されるの今買っておいておけば2年でかなり儲かると思う。あくまで個人の感想ですが。
3000字を超えてしまいましたのでこれで終わります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。