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会社の内部不正に気をつけましょう

先日、経営者仲間での勉強会があり、そのメンバーでの勉強会の内容が
「社員の不正問題」

上場企業の社長も数名おり、不正に関して徹底できている会社、ガバナンス(企業統制)していても、やはり不正が起こってしまった会社、、、など、経営リスクをシェアしていました。

社内規定違反であれば、社内の規則に沿った罰則などでの対応が必要になります。

皆さんの会社では、社内規定などはきちんと作っていますでしょうか?

何か問題があれば、社長や上司の主観や感情ではなく、規則に沿った対応が必要です。

社内規則を整えることで、やったらダメなことが明確になるので、社員からすると〇〇しては駄目とは思わなかったというミスも減ります。

社内規定違反はそこまで大事にはならないケースも多いですが、問題は法令違反。

コンプライアンス(法令遵守)とも言いますが、やはり人が増えると様々な不正が起こるもの。

  • 顧客情報の持ち出し・漏洩

  • 社内資料の持ち出し

  • 社内機密事業と競合する事業運営

  • インサイダー取引

  • 不正アクセス

などなど

これらは法によって裁かれます。

しかし、目先の利益などでこういった事に手を出す社員がいるのも事実。

これらの予防策や起こった時にどう対処するか。そんな勉強会を行っていました。

  • 一罰百戒で見せしめを行い、次の予防を行う

  • 毎回、毅然とした対応を取る

  • 内容によるが、一度は多目に見る

  • 都度、社内協議を行う

など、各社対応は様々でした。

上場企業なので、社員の名前を出して、不正をHPで公表した会社もありました。

こうなると、その方は社会的にも厳しい状況になりますが、仕方ないことでもあります。

どちらにしても会社や社員を守るのは社長の仕事です。

売上を伸ばすこと(オフェンス)は重要ですが、同等に会社や社員を守ること(ディフェンス)も大事。

問題が起こってからの事後対応では遅すぎることもあります。

問題が起き続ける会社は間違いなく、ディフェンス意識が薄いです。

先手で問題の芽を摘み取れるように体制を整え、心理的安全性の高い環境作りにも努めましょう。

いつも応援しています。


株式会社エックスラボ
代表取締役 藤 勝行

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