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人工内耳リハビリ日記:毎日発見

人工内耳にして4日目だが毎日発見がある。

眼科受診。眼科の先生の声は手術前よりも大きくはっきり聞こえる。ただ、マスク着用&カルテや検査結果の画面見ながら話しているのでまだ細かいところがわからずに声がわやわやした感じである。音声認識アプリ使ってその結果を見ながら。話の要点は把握できた。

ファミレス。がやがやはサラウンドで。食器の音とかもよく聞こえるが、補聴器のときほど不快ではない。とはいえ、この場での込み入った会話はちょっと無理そう。

日舞の稽古。先生の声が前よりは大きくはっきり聞こえる。それでも健康な人よりはだいぶぼやけて聞こえるので、細かい聞き取りはまだ。音楽も鼓の音とかよく聞こえる。

オンラインでミーティング。通信環境の良い参加者のことは人間の声に聞こえるが、環境が良くない参加者の声は宇宙人の声マネしている人みたい。ワレワレハウチュウジンダ、ってやつ。

寝る前に北原白秋「五十音」と「外郎売(ういろううり)」をしゃべる。これは人工内耳になってからではなくて、ずいぶん前からやっているもの。ということで、結局普通に生活にすること自体がリハビリとなっているのであった。

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