◆オーディトリー・ニューロパシー(104):右耳の人工内耳埋め込み手術を受ける
2020年9月の左耳に続き、2024年6月に右耳も人工内耳埋め込み手術を受けた顛末。
・手術当日。5時45分起き。水分とれるのが6時半まで。ルイボスティーをちびちび大事に飲む。バセドウ病もちなので甲状腺の薬も飲んでおく。看護師さんから手術は14時からと聞く。8時間のまず食わずである。朝ドラ終わった頃に主治医先生がやってくる。前日遅刻した事を平謝り。よろしくお願いしますってごあいさつ。
・午前中は社会人学生している大学の勉強したり、文献読み、データ整理したりして過ごす。昼頃に前開きのレンタルパジャマに着替え。看護師さんから1時45分からになったというので急いでデータ整理の気になるところだけ片付けた。セルにある*を別の文字列に置き換えしたいときは~*(チルダアスタリスク)って指定してやればいいのか。いいこと知った〜。すっきりして40分頃部屋を出発。
・自分がこれから運ばれるストレッチャーをひっぱりつつ看護師さんと4Fの手術棟まで。手術室がいくつも並んでて、扉が開いていて遠くで手術してる様子が見える部屋も。「同時にたくさん手術やってるんですね」「そうですねー」。
・自分が手術を受けるNo8の前、椅子に座って手術室の看護師さんに名前、手術部位、入れ歯やアクセサリ、金属などつけてないかなどいろいろチェックされる。左の人工内耳つけたままでいいって言われ、つけているのにさっぱり聞き取れない。だから手術受けるわけだが。
・No8に入ったら、左耳人工内耳手術を受けたときの某大学病院のぴかぴか手術室にくらべてなんか暗っぽい。嫌な感じ。手術台に腰掛けて上半身裸になって横たわる。さっきの事情聴取で顎にプレート入っているのを言い忘れたのを思い出す。言わずに大変なことになったらと不安になり「あごにもプレート入ってます」と滑り込みで伝える。どうでもいい情報だったかもだが。看護師さんのマスク越しの問いかけがさっぱり伝わってないのが伝わったのか、途中から文字が書かれたボードに切り替わった。酸素マスク被せられ「点滴とります」「チクッとします」。これで2,3回深呼吸したら意識落ちるんだなって思ったらなかなか針がささらない。腕2箇所やってだめ、最後は手の甲。初心者か(笑?「刺さりました?入りました?」ってつい確認してしまう。「だんだん眠くなります」ってボードを示されて、覚えているのはそこまで。
・うっすら意識がもどったらもう病室だった。何人かの看護師さんが毛布かけたり、バイタルとる機械につないだり、足の血栓防止のマッサージする機械つけたりいろいろしているのをぼんやり眺めていた。とちゅう口からなにか取り出されてうえってなった覚えがあるのだが。管か何か?よくわからない。頭には包帯も何もついていない。本当に人工内耳入ってるのかな?でも耳のあたりがぼんやり痛いからたしかに終わったのだろう。スマホをすぐに取り出せず時間は不明だがたぶん夕方ごろか。かすれた声で「ありがとうございます」つってそのまま寝てしまう。
・包帯もなければ尿管もなくて体がずいぶん楽。めまいも頭痛も顔面麻痺も何もなし。枕に乗せたタオルにもちょっとしか血がついていない。夜に看護師さんに付き添ってもらってトイレに行き、酸素マスク外れて水も飲めるようになった。無事に終わってよかった、さあゆっくり寝よう〜ってよせばいいのにスマホでメール見ていたら、非常勤で担当している授業の受講学生から「動画が見られません」。パソコン取り出して21時過ぎまで修正作業に追われるのだった…。