人工内耳手術日記7日目:手持ちぶさたであれこれ心配
術後3日目。眠剤ベルソムラのおかげでゆうべはまあまあ寝られた。耳の奥が痛くて2,3回途中で起きたけど。
ゆうべの夜ご飯のお膳を戻す時に「もうおかゆでなくてもだいじょうぶです」っていったのに今朝の朝ごはんもおかゆだった・・・・。すぐには反映されないのであろうか。売店で調達したふりかけと梅肉でいただきました。
ベッド付近のインターホンから「診察室にきてください」とよびだされていたらしいのだが、ぜんぜんわからず、同室の人に教えてもらった。現在は左耳がほとんど聞こえない「一側性ろう」と同じ状態になっていると思う。
診察室でB先生にガーゼを外してもらう。あとで写真撮って自分でみてみたけどおもったよりグロテスクでなかった。傷の治りは順調で、来週水曜日に抜糸して退院、の予定。はじめ「連休明けに抜糸して…」っていわれて、世間は連休なのかとあらためて気づく。
同室の人にお礼かたがたちょっとお話していたら、なんと勤め先とつながりがあることが判明。小さいところなのにものすごい偶然。今後ともよろしくお願いいたしますみたいなごあいさつをしたりして。
昼食から新米。石川県産コシヒカリ。やっとお粥から卒業した…。
今日は土曜日なので外来もなく、研修医の先生やA先生もお休みだった。運動不足なので散歩を兼ねてとなりの外来棟のコンビニまで歩いていく。病棟の電話室なら声出してもだいじょうぶとわかり、日課の発声練習(ういろううり)をやる。が、その後微熱が出たので静かにする。
手術した側の髪の毛がなんだか固まってかぴかぴになっているのはやっぱり血だった。鉄臭い。かたまりになっているところをはがしたら毛がごっそり抜けた。バリカンで刈った毛が残っていたみたい。気持ち悪いのではやく洗髪解禁にならないだろうか…。
音入れが2週間以上先なので、それまでは左耳がほぼ聞こえない状態で過ごさないといけない。このままの状態だと授業や会議は文字の情報保障がないと相当厳しい。今後のキャリアを考えてみても「このままだったらどうしよう」という不安がすごい。なもので、人工内耳の予後についての論文など探して読んでしまう。
今日は朝の診察以外は何もなかったので、夜はゼミで読む予定の本など読んで過ごす。論文の修正もちょっとだけ。夜になって耳がどくどくと痛くて微熱が出たので眠剤飲んで寝る。
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