写真を撮らない友人がカメラを構えた理由
いざ始めようとすると、なかなか時間が取れず、つい後回しにしてしまう癖を直したいと感じています。Katsuyaです。
今日は、友人Kが息子を見に来てくれた時の話をしようと思います。
Kとは小学校からの親友で、昔からマンションの下で鬼ごっこやサッカー、遊戯王やベイブレードをして、ほぼ毎日一緒に遊んでいました。大人になってからもよく一緒にお酒を飲んだり、妻を紹介し合ったりと、家族ぐるみで付き合っています。Kは仕事もスポーツもできて、何より話が面白い最高のやつです。(褒めすぎかな…)そんなKは、自分がパパになることを何よりも喜んでくれていました。
以前、居酒屋でKが「俺は写真を撮らない。だから、データフォルダに思い出がほとんどないんだよ」と言っていました。僕は写真を撮るのが好きなので、思い出を残すことの良さを話してみたものの、Kにはあまり響かず、その話は流れてしまいました。結婚式でも写真を撮っていないと聞いて、「こいつは本当に写真を撮らないんだな」と妙に納得したのを覚えています。
そんなKが、息子を見に家に来た時、抱っこして「可愛いね~」と微笑みました。25年友達でいるけど、そんな顔を見たのは初めてで驚きました。そして突然、携帯を取り出して写真を撮り始めたんです!あの「写真を撮らない」と豪語していたKが!心底驚きました。
息子が生まれてから、親や友達が笑顔で抱っこしてくれたり、たくさんのお祝いメッセージをもらったりして、本当に嬉しかったです。でも、特に印象に残ったのは、あのKが思い出を写真に残すようになったこと。息子の誕生が、Kの中で何かを変えたのかもしれません。