見出し画像

晩酌。

千葉の蔵元である木戸泉酒造が醸す「クジラの小旅行」高温山廃仕込 R4BY。

 木戸泉は、天然の生の乳酸菌を用いて高温で酒母を仕込む高温山廃酛で、
 麹菌・乳酸菌・酵母菌の3つの菌がのびのび発酵する酒母造り手法を
 50年以上変わらず守り続けています。

 つまり、全く時代にそぐわないことだけど、時代に沿うことより自身の造り
 を信じることを優先するってこと。

 長期間保存してもヘタらない酒造り、古酒へのチャレンジ。
 高温山廃酛への切り替えから約10年、失敗を重ねながらも昭和40年に長期熟成酒の製造に成功。
 日本酒も古酒として熟成を重ねることができるようになりました。
 昭和の時代、製造後一年を過ぎると等級も価格も落ちてしまう日本酒において、古酒造りを念頭に醸造法の研究に賭けた木戸泉の覚悟、そして先駆者としての自負。
 蔵には、5年10年、さらに40年を超す古酒が今も熟成を重ねています。


 5年熟成した木戸泉を、和田浦とのコラボ限定酒として販売された1本をお土産として頂きました。
 私のことを良く理解してくれる友人、ありがたいことです。

 アテは、冷凍ハンバーグのトマトソース煮。

いいなと思ったら応援しよう!

桂 たかし
記事を気に入って下さったら、サポートをお願いします。 次の一本を購入する際に役立たせて頂きます。