見出し画像

晩酌。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー ボジョレー フランス 2024 赤。

 1800年代頃、地元民の手軽な日常酒として、
 収穫したばかりのガメ種の葡萄からから造った新酒ワインを楽しんでいました。
 ちなみに、ボジョレー地方で生産される葡萄の98%はガメ種、世界のガメ生産量の2/3。

 1951年、フランス政府が正式にボジョレー・ヌーヴォーとして認め、販売されることになります。
 当時は軍隊用にワインを供給するため、綿密なスケジュールでワインの販売は管理されていました。
 この年の春に管理が廃止となり、全てのワインの販売日は12月15日と決定されます。
 ボジョレーの生産者は、ボジョレーの新酒をもっと早く販売開始したいとフランス政府に要求し、
 正式にボジョレー・ヌーヴォーの販売が実現することになります。

 1967年、年によって異なっていた販売開始日が、11月19日が販売解禁日と決められました。
 この日が土日にあたってしまうと、ワイン運搬業者がお休みになってしまうため、
 1985年より現在の解禁日である【11月の第3木曜0時、全世界で一斉に解禁】に変更になります。

サントリー製、ではありません。

 その1985年、ついに日本にもボジョレー・ヌーヴォーが上陸します。
 バブル最盛期、日付変更線の関係から、世界一早くボジョレー・ヌーヴォーが飲める国として。

 私もその頃は、貸切のビストロでボジョレー・ヌーヴォーを浴びるほど飲んだっけ。
 今ではコンビニで見掛けたら買うほど間柄。

 アテはカキフライ。

いいなと思ったら応援しよう!

桂 たかし
記事を気に入って下さったら、サポートをお願いします。 次の一本を購入する際に役立たせて頂きます。