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吐き出せば、楽になるぞ

「吐き出せば、楽になるぞ」
刑事ドラマで見かけるセリフです。

取調室以外の日常でも、胸の内を吐き出すと楽になる場面があります。

愚痴や悩みを人に聞いてもらう。
聞いてもらうだけで、スッキリした経験をお持ちの方は多いと思います。

また、人に言えない悩みもまた然り。
心の底に張り付いて離れない悩み。
「どうしたら良いのか」
「いま何ができるか」
答えの出ない問いを繰り返して悶々とする。

これらのモヤモヤを書き出したら、かなり気持ちが楽になりました。

言ったり書いたり、胸の内を吐き出す。
これもれっきとしたアウトプットの一つです。

アウトプットをすると、嬉しいことを連れてきてくれるときがあります。

嬉しいこと、ひとつめ。

先週のnote(週刊カツオ64号)で、家族が大怪我で救急搬送した一件について触れたところ、読んでいただいた方から、励ましのメッセージをいただきました。

私自身、パニック状態になっていたところでしたが、経緯を文字にして客観視することで、心の落ち着きを少し取り戻せたように思います。

その文章を読んでくださった方からのメッセージは、最近の私のツイートの雰囲気が変わったことを含めて、状況を察してくださいました。

境遇も違う方が、私の言葉によって、私の状況を察してくださることの、えもいわれぬ安心感。

その言葉は、目の前の試練に対峙し、浮き沈みの激しくなった私の心に、イカリのような落ち着きを与えてくださったのでした。

嬉しいこと、ふたつめ。

ふたつめも、先週のnote(週刊カツオ64号)にまつわるお話です。

先週のnoteは、実は、勝浦雅彦さんの「つながるための言葉」の読書感想文だったのでした。

この書籍「つながるための言葉」の帯コメントを募集するイベントが行われていて、私もTwitterで何作品か応募していました。

本日、結果発表があり、366作品もの作品の中で、次点14位に選んでいただきました。

次点なので帯コメントにはなりませんが、著者の勝浦さんに自分の言葉を見ていただけた、という喜びは大変大きいです。この言葉の双方向性が、この本のテーマである「つながる」ということなんだと実感しました。

吐き出せば、楽になりました。

吐き出せば、楽になるメカニズムを、noteやツイートをすることにより、今回実体験しました。

胸の内を、自分にだけ通じる言葉で書き出して、人に伝える言葉に置き換える過程で、自分の思考が整理されるのだと思います。
整理されると、あれだけ悩み、闇の中だった自分の世界に、一筋の光が差し込み、明快な判断ができるきっかけになります。

人は言葉で生きている。
そんな気がした、今週の嬉しい出来事でした。

悩めるそこのあなた。
吐き出せば、楽になるぞ。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。


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