シューズレビュー ASICS NOVABLAST
1.シューズのスペック
2.走ってみた感想
3.ASICSのこれから
1.シューズのスペック
NOVABLAST (ノヴァブラスト)
NOVABLASTは、反発性に優れたランニングを求めるニュートラルランナーにおすすめです。このモデルには、走行時にエネルギッシュな跳ね返りが得られるよう、FLYTEFOAM Blastミッドソールテクノロジーが採用されています。NOVABLASTのアウターソールとミッドソールは、FLYTEFOAMBlastテクノロジーの推進力を促進するように設計されており、ランナーを前進させる「トランポリン」効果を生み出します。また、NOVABLASTモデルは、多くの他のランニングシューズと比べてミッドソールに厚みがあり、長時間にわたって快適さが持続します。やわらかいエンジニアードメッシュアッパーが優れた通気性を発揮し、走行時の足元を涼しく保ちます。さらに、反射性素材が暗い場所での視認性を高めます。新しいNOVABLASTパフォーマンスランニングシューズで、やわらかく軽量な履き心地を体感してください。
素材 インナーソール:合成樹脂(EVA)/取替式
生産国 ベトナム
備考 適合する別売中敷:1173A029 PERFORMANCE SOCKLINER
サイズ 24.5, 25.0, 25.5, 26.0, 26.5, 27.0, 27.5, 28.0, 28.5, 29.0, 30.0, 31.0, 32.0センチ
幅/ラスト STANDARD
アッパー素材 合成繊維
アウター素材 ゴム底
ヒールドロップ10 mm 重量約 261 g/9.2 oz
引用https://www.asics.com/jp/ja-jp/novablast/p/1011A681-003.html?width=STANDARD
2.履いてみた感想
高校時代はトラックではDUOJAPAN、ロードレースではソーティマジックVR、練習ではターサーシリーズを履きこなすほどのアシックス信者でしたが昨今のナイキブームに私ももれなく乗っかり厚底シューズにすっかり慣れてしまいました。その中でもトレーニングシューズとしてはペガサスターボを気に入って履いていました。
現在では、ナイキの厚底革命に各スポーツメーカーも一石を投じるがごとく大変素晴らしいシューズがたくさんあり選択肢に迷うほどです。
NOVABLAST自体は一昨年に販売されたものですが、セールで安くなっていたこともあり初めてナイキ以外の厚底シューズを手にとってみました。
踵のドロップは10mmとナイキのペガサスターボの8mmと比べても大差ないようです。重量は約260gとそこそこあるものの、FLYTEFOAM Blastミッドソールのおかげか反発を得られあまり重さは感じませんでした。走ってみたときに大きくナイキと違うなと感じた点としては反発の向きです。NOVABLASTは反発が上に跳ぶのではなく、前に跳ぶ推進力をもたらしてくれるような接地感です。またペガサスターボに比べアウトソールが少し固いため、その反発が逃げることなく前に進ませてくれるような感覚もありました。
ナイキはアッパーがあまり自分には合わないことが多く、靴紐できつく締めてなんとかシューズ内のブレを無くすようにしているのですが、久しぶりのアシックスはやはりシューズに足を入れたときのホールド感が違いました。踵のホールド感や、甲周りを包み込むアッパーの生地の感覚などはさすがアシックスだなと改めて実感しました。
足入れがとても気持ちよく長時間走っても不快感がないのでジョグやテンポ走のときに大活躍してくれそうです。
3.ASICSのこれから
ますますランニングシューズ各社の競争は激化していくと感じています。従来のスポーツメーカーだけでなくスケッチャーズやon・中華メーカーなど様々なブランドから革命的なシューズが販売されています。
現在日本の学生や実業団ランナーはナイキ一色ですが、徐々に着用するメーカーが変化していくと思います。その中でもアシックスは海外トップ選手のシューズも手掛けておりそのシューズでいい成績を残しています。そのシューズが一般向けに発売されればアシックスのブームが再来する可能性が非常に高いと感じています。
日本人として国産メーカーがこうして復活するのを期待しており大変楽しみであります。
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