コミュ障は自分から否定されにいく
コミュ障の人は、日々の生活の中で、自分を否定されることが多いはずです。
これは事実で、コミュ障の人はコミュ障でない人に比べて、自分が否定されたと感じることが多くなります。
その原因は「コミュ障の人がおかしいから」では勿論ありません。
コミュ障の人が自分を否定されることが多いのは、コミュ障の人が自ら相手に否定されにいっているからです。
いやいや、自分から否定されにいくやつなんているわけないのに何言っちゃってんの…と言いたくなると思いますが、詳しく解説していきます。
コミュ障の人は、人とコミュニケーションしている時に、自分の考え方や感じ方と相手の考え方や感じ方が違った時に、自分が否定されているように「感じて」しまいます。
ポイントは「感じてしまう」という点です。
コミュ障の人が「否定された」と感じても、相手があなたを「否定」していることにはなりません。
こんなことは当たり前と思うかもしれませんが、コミュ障の人は当事者になると、否定されたと感じています。
コミュ障の人は、相手と意見が違うだけで自分が否定されたと感じています。
感じてしまうことで自ら自分が否定されるような話へと導いてしまっています。
もちろん会話の頭から否定したり、マウントを取ろうとする人もいますが、そんな人は極一部で、出会ったとしてもスルーしていれば問題ありません。
とにかく「否定された」と感じたときは「自己弁護」せずに意見が違うだけか、と思って余計なことを言うのは辞めましょう。
そして、否定されたと感じたコミュ障の人がその後にとる行動が最も重大な影響をもたらしています。
その行動とは「自己弁護」です。自分の「正しさ」を証明しようと一生懸命になります。
「自己弁護」を始めた末路は悲惨で、コミュ障の人の人間性の話へと一直線です。
大半の人は、コミュニケーションにおいて意見交換をしているだけで、どちらの考え方、感じ方が「正しい」かという話はしていません。
しかし一度、「正しさ」の証明の話になると、自分の「正しさ」を証明したくなってしまいます。
つまりは相手を「否定」するという結論になります。
「正しさ」の話になると、基本的に勝敗は「数」の原理が働くため、マイノリティであるコミュ障は明らかに不利です。
よっぽどの信念がない限り、自分の意見を言い続けることは難しいでしょう。
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