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意見は一致しなくても仲良くなれる
コミュ障の人がコミュ障であり続けているのは意見を一致させなければ人間関係が築けないと思っているからです。
意見は一致させなくても人と仲良くなることはできるし、コミュニケーションをとることもできます。
コミュ障の人は基本的に「気の弱い人」が多いので意見が一致しない時に「自分が否定された」と感じてしまいます。
その原因は潜在的に「意見を一致させなければ仲良くなれない」と思ってしまっていることです。
コミュニケーションは基本的に意見交換することを目的に行われており、どちらかの「正しさ」を証明するために行われていません。
そのため仮にあなたの「正しさ」を相手に認めさせても何の意味もありません。
意味がないどころか、そんなことをしていたら嫌われて終わりです。
人は一人一人違っていて当たり前です。
そんなこと言われなくても分かってるわ...と思われるでしょうが、コミュ障の人は自分が関わった問題の時にはこの考え方が飛んでしまっています。
仲良くなることと意見が一致することは別物です。
仲良くなるために必要なことは、相手の意見に耳を傾けるスタンスと共有した時間の総量でしかありません。
コミュ障を卒業したいなら、まずは自分のスタンスを改めましょう。
自分の意見が通らなかった時、コミュ障の人は「自分が否定された」と感じています。人それぞれの意見があり、意見を通すだけの材料がなかっただけにも関わらず。
意見が通らないことを自分の人間性の問題へとすり替えてしまっています。
話し合いは、何らかの物事を決定するために行われるため、議題に対して意見の優劣が最終的にはついてしまいます。
しかし、意見の優劣はあっても、人間の優劣をつけるものではありません。
当然ながら中には、マウントをとりたいがために意見を押し通そうとする人がいることも事実ですが、そんな人は一部で、仮に直面したとしたら、その人と関わるのを辞めれば良いだけの話です。