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わたしと冷えとり【わたしの毒だし・身体編】

冷えとりを続けていると、毒だしとして様々な症状がでる。私の場合は、靴下の破れ、皮膚湿疹、下痢、咳、鼻水、痰、発熱などの症状がでた。

冷えとりでいう「毒」とは、からだにとって有害無用なもの、物質的な毒(食品添加物、農薬など)、精神的な毒(ストレス、怒りなど)の事である。

特に多くでている症状が皮膚湿疹。昨年夏から手湿疹がでている。手のひら、指先の湿疹から始まり、現在は手の甲に痒みがある。掻きむしる→かさぶたになるの繰り返しである。

右手中指、薬指に特に症状がでている

掻きむしるのは、主に湯船の中、寝ている時が多い。特に痒い時は使い古した絹でよく擦る。血がでても気にしないで掻きむしると楽になる。

手湿疹になるのは2度目なので、いつか治るかなと気長に構えている。一度目は10年ほど前で、1年近く手湿疹が続き、病院にも行った。なかなか治らない湿疹が嫌になり、人にその手を見られるのも嫌でテーピングのようなものを貼っていた時期もあった。その経験があったからこそ、今回は楽観的にいられる。

以前、とてもわかりやすく毒だしの症状がでた事があった。

その時は小麦断ちをしていたが、友人の誕生日という事もあり、ランチ後にケーキを食べに行った。生クリーム、フルーツたっぷりのケーキ!(小麦使用)久しぶりのケーキを堪能した数時間後、下痢として全てでてしまった。特にお腹が痛くなったりはせず、ツルッとケーキが全部出たような気がした。これは私の体感なので、実際は違うかもしれないが多分そうだなと感じた。ケーキを食べた後に全てでてしまう事は今までに数回ある。でも全く無反応な時もある。

毒だしの出口は、その時々で変わるような気がする。現在は手湿疹の箇所から毒だしされているように感じる。その前は、お尻下の太もも、両足のすねの時もあった。すねの期間は結構長く、数年続いたように記憶している。当時は、お菓子を食べ過ぎた翌日位になると、すねが痒くなった。すねを掻くと楽になった。その繰り返しだった。

夏の冷房や冷たいものの取り過ぎにより、9月末にぎっくり腰になった事もあった。秋に腰を痛める事はここ数年続いていて、今年は腰が痛くなりそうと感じたらすぐにホッカイロを腰に貼って対策した。おかげで動けなくなるほどの腰痛にはならずに済んでいる。

腰痛や足の痛みなどの動けなくなる症状がでた時は、食べ物を取りに行けなくするためとも言われている。これ以上食べ過ぎないように身体がしているのだ。日々の食べ過ぎを見直す良い機会だと思っている。

冷えとりを始めてもうすぐ17年。色々な毒だしを経験してきたが、その症状がしんどかったり、顔や手にできた湿疹で気分が落ち込んだり、いつまで続くかわからない毒だしに負けそうになる事もたくさんあった。これからも始めて経験する毒だしには同じようにネガティブな感情で向き合ってしまう事もきっとあると思う。冷えがとれていないといえば確かにそうだ。でも、前より確実にネガティブな感情は少なくなったし、おおらかに構える事ができている。

※私が体験した事をもとに書いています。冷えとりについては進藤義晴先生のご著書を参考にしてください。

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