雨の広島～水曜日は写真の日～

2週間ほど前に広島へ行ってきたのだけれど、大雨で避難指示が出ているとも知らず、あまりの雨の強さに焦りながら、新幹線に乗り込んだ（いいこはまねしないでね）。

1時間ほど京都駅で待ちぼうけを食らって、流石に帰ろうかとも思ったのだけど、そのあと動き出したもんだから、大したことないのかも！　って、結局そのまま向かうことにした。

新幹線の車窓から
道中やっぱり大雨

曇り人の私にしては珍しく、目的地の広島に着いてからも大雨だった。
バス停が煩雑すぎて乗り場が見つからず、ウロウロしてしまい、しかも、バス乗り場の屋根が雨漏りしていて、びちょ濡れになりながら30分に一本しかないバスに何とか間違えずに乗ることができた。まずは、一安心。

広島バスの車窓から
前回の京都市バスの車窓からとの違いは……
ないかな。笑

広島駅から目的地までも1時間かかるのだけれど、乗客は2～3人だったので、車内の写真も撮ることが出来た。

まもなく出発！
※この写真は広島駅ではなく、道中のバス乗り場。

優先座席の頭
黄色いカバーがかわいい

丸がたくさん並んできゅっきゅなるゴムの床
何だかレトロ感があって好き

バスのボタン

ちなみに、外国人が日本にきてまず驚くのがこのバスのボタンだそう。

海外にもあったよ？　

そう、日本以外にもバスのボタンはあるのだ。
だから、ボタンがあることに感動するのではなく、ボタンの数に驚くのだと聞いたことがある。
確かに海外に行くとすぐ近くにはボタンがない時もあり、立って移動して押さなきゃならなかったり、他の人に押してもらうこともあった。
日本だとどの座席からでも、しかも、立ち乗りだったとしても、少し手を伸ばせばボタンに手が届くのが当たり前だから、そんなことに？　とこっちが驚いてしまう。
じゃぁ、日本ってスバラシイ！　って思われているかというと……
きっと、やり過ぎだと嘲笑されているきらいもるだろうけど。汗

そんなことを考えていると気づけば目的地に。
到着すると昼ご飯を用意してくれていた。

昼食
おにぎりにフォーカス

南部鉄器で炊いた白米がうますぎて、大雨の中到着した安心感もあって泣けた。
南部鉄器の鍋でご飯を炊くと、1.5合のお米で、炊き上がると3合と同じだけの量になるそう。水分が多くて、もちもちの白米の出来上がり。しかもヘルシーときたもんだから、私も一人暮らしを始めたら欲しいなと思ったりはしている。

カフェにて
チャイを注文した。おいしそうに撮るのが難しい。

上手に撮ろうと頑張ったのだけれど、食べもの・飲み物を撮るのはまだ苦手だ。しずる感なんて全然出せない。（しずってないねと大笑いしながら撮影していた）
角において床との奥行きを出すといいと聞いたから実践してみた。美味しそうに撮れているのかは分からないけれど、美味しいチャイだった。

梅干しの天ぷら
梅干し嫌いなのに、梅干しの天ぷらがやたら美味しかった。

おでん屋さんだったのに、おでんはとり忘れてしまった。

寝る前は少し雨がマシにはなっていたけれど、翌日も雨予報だ。京都まで帰れるのかと不安になりながら床についた。
でも、朝起きると晴れ間が！　1日遅れて曇り人の力量を発揮してしまった。

翌日は朝から雑貨を見に行った。

雑貨屋にて、ティファニーのアンティーク腕時計
久ぶりにテンションの上がるデザインの時計を見つけた。

お値段で断念せざる終えなかったけれど、本当にいいデザインだった。高級ブランドって興味がなかったけれど、高いものの中には、もちろん良いものもあるのだと再認識させられてしまった。そして、時計を撮るのが難しいこともこの時初めて知った。

雨が止んだから、他の友人とも会えた。道中見つけた横川シネマのレトロ感がすごく良かった。一瞬ポルノ系かと思ったけれど、普通の映画館らしい。

レトロな看板

横川シネマのラインナップ

雨上がりの広島駅に広がる雲が壮大で、危険な旅だったから反省もあるけれど、でも、来て良かったと思えた。

広島にゆかりはないのだけど、何故だか縁だけは強くて、また行くことになるだろう。

※次回は稲荷神社での撮影会風景を。
一週間待てずに、写真をアップしたくて、ウズウズしている。