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「基準」が、苦しみの正体だった!

私は、朝のルーティーンとして、以下3つを毎日記録しています。


① 体調・気分の数値
② 体重、体脂肪
③ 睡眠時間

この3つの内、1番気にしているのが、① 体調・気分の数値です。理由は、私が生きる上で「心身の健康」を最優先にしているからです。
0~5の範囲で、0.1刻みで自己採点しています。


②体重、体脂肪 ③睡眠時間は、
①との因果関係を見るために記録しています。

毎朝、数値記録するわけなんですが、いつも決まってイヤ~な気分になるのです。



その理由は、
① 体調・気分の数値が、今まで5.0中、最高で4.0が2回ほどしかありません。いつもだいたい3.0~3.8の間を行ったり来りしています。


今まで一度も、

”5.0”になったことがない!


計るたびに、
「私はいったいいつ5.0が続く日々が送れるのだろうか?」私の体調・気分って、もうこれ以上は上がらないのかな?と不安になるのです。


だって、学生の頃の通知表でも「5」を取ったことがあるのに、体調・気分の満点の「5」が取れないだなんて・・・。


※ ※ ※

私が、毎朝イヤ~な気分になるステップ
下記にご紹介します。

① 自分で基準を作り
    ▼
②その基準に体調・気分を照らし合わせて
 ▼
③ 自己採点する(3.0~3.8の間)
 ▼
④その点数を見て、イヤ~な気分なる


このイヤ~な気分になるステップ①~④
冷静に見てみると、私が勝手に苦しみを作り出していることに気づいたのです。


まず、「① 自分で基準を作り」の「基準」がそもそも本当に合っているのか怪しい。

改めて「基準」の意味を調べてみると、

き‐じゅん【基準】

物事の基礎となるよりどころ。
また、満たさねばならない一定の要件。

デジタル大辞泉

解説2行目にある「満たさねばならない一定の要件」が引っかかります。私は、満たさねばならない「基準」がそもそも間違っていたのかも知れません。



体調・気分がいつも及第点レベル(と思っている)「3.0~3.8」ですが、この自己採点が果たして正確なのかはなはだ疑わしい。 どんな「基準」をもっての「3.0~3.8」なのか?




もしかして、私の体調・気分は、
既に満点レベルの「5」だった可能性もあるんじゃないだろうか・・・


そもそも満点レベルの私の体調・気分って、
今まで経験したことがないのではないか? 人間の想像をはるかに超える涅槃(ねはん)レベルを満点「5」としているのでは?


そうか!
私が勝手に設定した ”まぼろし”の満点「5」を必死に追い求めてきたってことか・・・


まぼろしの基準が、苦しみを生んでいたのか!


これは、私の体調・気分の「基準」だけでなく、目指している夢や理想や目標の「基準」も、もしかして

”まぼろし” の基準ではないだろうか?


その ”まぼろし”を、いつまでたっても手にすることができずにいるから、今ある幸せを感じることができない元凶となってやしないかと思ったのです。


私はこうして長年蓄積してきた ”まぼろし”の基準を、あらゆる面でたくさん握りしめています。



私の基準は ”まぼろし=思い込んみ”から作られていた。それを一つひとつ見抜いていかない限り、根本的な苦しさからは解放されないことに気づきました。


基準は指標としては役に立ちますが、それに囚われてやみくもに追いかけるのは、もうやめにしようと思います。


※ ※ ※

あなたが持っているその「基準」は、
今のあなたに合ったものですか?

あなたの幸せを遠ざけてはいませんか?



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