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牟佐大久保ひまわり畑


牟佐大久保ひまわり畑

ひまわり畑巡りの第二弾は岡山県牟佐大久保ひまわり畑です。
牟佐の所在地はは岡山市北区。この岡山市北区は結構広域なのです。県下一の観光スポットである後楽園もあれば、北の方向に電車で約20分間揺られたら、都会の風景から一変して里山風景が広がっています。

水害からの復興

2018年7月、牟佐地域は西日本大豪雨で大災害に遭いました。付近を流れる一級河川旭川が溢れ出して高さ4メートルまで浸水したのだとか。水害によって荒れ果てた農地の土壌回復と緑肥を兼ねて、牟佐で黄ニラを栽培されている方がひまわりを試験的に植えたのが始まりとされています。

アクセス

牟佐大久保ひまわり畑の最寄駅は、JR津山線牧山駅です。JR岡山駅からの所要時間は約20分。駅は無人駅なので、岡山駅の券売機で事前に往復乗車券を買っておくと良いかと。駅からのアクセスですが、少し高台に位置する駅舎から坂道を下って旭川の河畔を目指します。河畔に降りることができる道は一本しかないためすぐに分かります。さらに道を下ると旭川に架かる沈下橋があります。橋を渡り切ると、真っ黄色のお花畑が現れます。

駅前の坂を下ると見えてくる沈下橋

残念ながら、やや見頃過ぎ・・・

数年前にネットニュースから知り得た牟佐大久保ひまわり畑ですが、訪問するのは今回で二回目です。ここのひまわり畑、関西圏にある有名なひまわり畑のそれに比べたら規模はこじんまりとしています。では何故にわざわざ大阪から再訪したくなったのか。それは、こじんまりとしているが故に、花の密集度合いが半端なく凄いからです。ほぼ隙間なくひまわりが咲き誇っており、一枚の黄色い絨毯と化しています。


残念なことに、数年前に訪れた時と比べて見頃はやや過ぎていました。それでもこの密集度合いです。どこをどう切り取ってもひまわりです。始発電車で出発して、牧山に着いたのが午前8時半前だったので、比較的まだ涼しい時間帯で人も少なく快適に撮影を楽しむことができました。


手持ちの望遠レンズで、引き寄せることができるめい一杯の範囲で撮った一枚です。四方八方ひまわりだらけ。一般的なひまわり畑のそれと違って、規則正しく播種されていないのでしょうか。


縦構図版です。前回訪問した時もそうだったのですが、この密集具合によって黄色い前ボケが作りやすい。いや、作りやすいというか必然的に前ボケができてしまうのです。

ひまわり畑写真集

ここからは、牟佐大久保のひまわり畑写真集をお届けします。先述の通り、やや見頃が過ぎていたため、良いコンディションの場所を探して撮っているうちに、同じ構図や似たような雰囲気なものになってしまいました。








朝の涼しい時間帯だったとはいえ気温はそこそこ高く、撮影時間は40分が限界でした。岡山方面の電車の時間もあったので、9時過ぎにはひまわり畑を後にしました。早々に大阪へ戻るのも勿体無かったので、福山へ寄り道することに。

機会を見つけて、数年前に撮った全盛期の牟佐大久保ひまわり畑を投稿してみたいと思います。




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