曹洞宗吸湖山青岸寺 ー光明の灯りー
曹洞宗吸湖山青岸寺。
滋賀県米原市、米原駅から歩いて数分圏内にある古刹です。存在を知ったのは去年の秋。滋賀県内で駅からのアクセスが良い綺麗なお庭を探していたら見つけました。名勝指定されている青岸寺庭園は江戸時代前期に作庭された枯山水庭園。私はまだ見たことはないのですが、一定量の雨が降って山の水が地下水から湧き出ると池泉庭園に変貌するお庭だそうです。一度見てみたいものです。
さて、今回の訪問目的ですが、去年も開催された「光明の灯り」というナイトライトアップです。木工細工に明かりを灯した何とも幻想的なもので今年で2回目の開催。去年も訪れました。
陶器の内部から明かりを灯し、光と影の世界を作り出しています。光が漏れる穴には丸だけでなく星等様々な形が施されています。「陶あかり」というものだそうです。
手前の陶器で前ボケを作ってみました。手前が街の灯り、その奥にある星形の穴が施された陶器が夜空。そんな雰囲気で撮ってみました。
地元の木工細工職人さんが作った「ミニ行灯タワー」です。去年も展示されていましたが今年はさらにパワーアップしています。テカテカの板の上に置かれているのでリフレクションしていますね。
行灯タワーは撮り方を色々工夫していくととても面白い絵を撮ることができます。一体どういう構造になっているのか、パッと見ただけでは分からない絵になりました。
陶あかりと行灯タワーのコラボ。行灯タワーが背景になるように配置してみました。陶器や行灯は明るいとはいえ、お部屋自体が暗いので撮るのはなかなか難しかったです。それに、暗い所で撮るのは久しぶりだったので。
ライトアップされた枯山水庭園。奥に見える建物は客殿だそうです。公式Instagramによれば、特徴的な石組みや苔庭を生かすように光の当て方が工夫されているそうです。
このドア、青いネコ型ロボットの漫画に出てくるあれにそっくりですよね。あのドアと違うのは、ドアをくぐっても好きな所に行けない点。大阪から米原までって相当な距離があります。このドアで大阪と米原を行き来できるといいのになぁ。
切絵障子「補陀落山図」だそうです。色味も構図もかなり適当な撮り方になってしまいました。もっと広い広角レンズがあれば面白い絵になったかもしれませんね。今になって思い出しました。iPhoneで撮ればよかったかも。
今年も光明の灯りを楽しむことができました。しかし米原までは本当に遠い。せっかく遠くまで来たので、帰りは寄り道することに。敢えて大阪方面に戻らず名古屋方面へ。駅のホームできしめんを食べて帰りました。
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