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あらゆる問題解決の行き着くところは「教育」しかないと思ってる☆
録画していた新番組TBS日曜劇場『御上先生』を見た!
また、久しぶりに「おぉー!わくわくする!」そんなドラマに出会ってしまった。これからの展開が楽しみでしかたない!!
日本の教育改革、日本の構造改革、闇、あらゆるリテラシーを問う、どんな戦いが広げられるのか見逃せない。楽しみが ひとつ増えた~!!
淡々と表情を変えず本質を投げてくる御神先生
次に何がでてくるのか…わくわくしちゃう!!
今回、ドラマの中で私のアンテナに引っかかった「キーワード」をピックアップしてみました。
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1.『パーソナル イズ ポリティカル』
~ 個人的なことは、政治的なこと ~
個人の生きづらさは、個人の問題ではなく、政治で解決すべき問題である
不倫関係で学校を辞めさせられたのは女性教師、男性教師は左遷。
御神先生の投げかけた問いは
「なぜ辞めさせられたのが女性教師で、男性教師でなかったのか」
これも社会構造の根底にあるものが、もたらした結果なのだろう。
私たちの生活は、政治によって決められたものに則っている。
物の値段、医療、金利、税金も、衣食住すべて政治と切り離せない。
自分の意志で決定できないことがたくさんある。
私たちの「生きる」に必ずつながることなのに
「興味ない」「どうせ変わらない」と、簡単に切り捨てている風潮。
これって、決して正常ではないということ。
ドラマの中で生徒が「くだらない」とか「どうでもいい」という言葉を放つシーンが多々でてくる。
それ言うことで、考えること、想像すること、堂々と放棄している。
これもまた、無責任で、殺伐とした社会がうまれる序章だよな~と危機感を感じる。
2.「エリート」とは、ラテン語で「神に選ばれた人」
世の中が勘違いしている「エリート」
高学歴、高収入、社会的地位をもった人間を「エリート」というのではなく、ただの「上級国民予備軍」と言いきった御神先生。
そして
私が、最近 大学の授業で学んだ「マルクス主義におけるエリート主義」とは、指導者がエリートで民衆は無恥な人間。我々は民衆のため戦っているとしながら、理論通りに社会を変えていこうとし、理論に沿わないものは悪とした。その結果、平和のために暴力が正義となってしまった。
ロゴス(言葉や論理を優先する)中心で、人間中心ではなかったことで、多くの悲劇を生んだ。
本当に大切なことは、ロゴスではなく人間であり、一人の人間を重んじる人間主義である、ということ。
御神先生が、本当の「エリート」について示してくれました!
なぜ「エリート(神に選ばれし者)」と呼ばれるのか
普通の人間なら負けてしまうような、欲やエゴに打ち勝てる人だから
自分の利益ためでなく、他者や物事のために尽くせる人だから
真のエリートが寄り添うべき他者とは弱者である。
御神先生、ハイタッチです!
3.バタフライエフェクト
~ 小さな出来事が連鎖して大きな出来事につながる ~
『ブラジルで蝶が羽ばたくと、テキサスで竜巻がおこる』
ブラジルで羽ばたく蝶は、自分に羽ばたきが竜巻となり、たくさんの人や動物を殺したかもしれないことを知らない。
だって蝶は羽ばたいているだけなんだから。
何の痛みもなく、人は人を殺すことがある。
本当に想像力を働かせないと、知らず知らずのうちにおきてしまうかもしれない「バタフライエフェクト」
今起きている社会現象も…テレビを騒がしている事件も…
ひとつではない、複数の「バタフライエフェクト」がおきているような気がする。
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今、社会で起きている様々な事件や問題に、これから日本は世界はどうなっていくのか…
不可解なことが蔓延している中で、自分だけでなく社会が良い方向へ、向かうためには何をすればいいのか…
私の最近のいろいろな学びのなかで行きついたのは
日本の、世界の、あらゆる問題の解決のカギは「教育」しかない
ということ
受験戦争、社会の競争に勝ち抜くための教育が、まだまだはびこっている。これからの平和な未来を想うなら、教育の在り方を見直す必要がある。
だってこの世界は、人によって創られているのだから。
「一人の人間を大切にする教育」を根底に、、
自主的に「価値を創造する」教育を、、
人間力を育む教育を、、
自分も他者も幸せに生きるための教育を、、
どんな大人が、子供にどのように関わっていくかが、とても大事。
小さな力でも集まれば、変えることができる。
私は教員ではないけど、身近にいる子供たちや、教育分野で、私なりにできることを、小さなことから始めていけたらと思っている。
かしこ