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あなたと。
どうしたの?
どこにいるの?
ぼくは、ここにいるよ。
あなたが、寂しい暗闇を過ごすなら、
ぼくは、懐中電灯の光に負けない、光になろう。
そっと優しく照らしたげる。
どうしたの?
どうしてそんなに、自分を憎むの?
あなたが、悔しい時を感じるならば、
ぼくが、そっと真綿のように柔らかに
優しく抱きしめよう。
温かく包んであげる。
どうしたの?
泣いているの?
あなたが悲しくて悲しくて涙が止まらないのなら。
ぼくも、一緒に泣こう。
涙の海で海水浴だ。
深く深く潜ろうか。
一緒なら、きっと悲しさも半分だ。
不安も怒りも哀しみも、どんなにぐちゃぐちゃに傷ついても、
あなたは、光りを纏った、優しき戦士。
負けないで、
あなたの光に、救われる人がいる。
あなたの愛に、救われる人がいる。
あなたの願いに、救われる人がいる。
忘れないで。
あなたは、選ばれたの。
だから、必ず乗り越えられる。
優しくて、優しくて、笑顔が似合うあなただから。
この世界に、あなたとぼくがいる。
それだけで、うれしくてうれしくて、
温かな涙が流れるんだ。
だからさ、
また明日、この世界に。
さよならは、また会うための挨拶だから。
笑顔で会うための、希望の挨拶だから。
さよなら、また明日。
また、あなたと。