〈勝好ぶるぅ〉が生まれるまで|オリジナルカラーはこのように作られました
印象的なトルコブルーのカップ!
みなさまはどんなことを連想されますか?
大岡独特のこのトルコブルー!スタッフの間では〈勝好ぶるぅ〉と呼んでいます。
今年の個展会場はターコイズブルーがいっぱい!会場に爽やかなそよ風が吹いているような雰囲気でした。
私も大好きなターコイズブルー!
しかし、はたと疑問が・・・「陶器の色ってどうやって着けるの!?」
知識ゼロの私の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいです。
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先生、教えてください!
「釉薬」という言葉は聞いたことがありましたが、「成分が何か」は全く想像できませんでした。
「釉薬」は例えば絵の具やペンキのように色別に販売されているものなのでしょうか?
「独自の釉薬を作る!?」聞いただけで大変そうですが、実際はどのように作るのでしょうか?
思い描いた色や質感にたどり着くには、膨大な時間と労力がかかりそうです。根気がないとできませんね。
ところで先生、私たちが〈勝好ぶるぅ〉と呼んでいるトルコブルーを作ろうと思われたきっかけは何かあるのでしょうか?
ああ!確かに!!そう言われてみれば、冒頭のカップ!夏の海ではありませんか!
手前に砂浜があって、海があって、遠くに水平線。その上には果てしなく広がる空が!夏の海の風景にしか見えません。
そういえば、大岡は元サーファーと聞いたことがあります。サーフィンをしながら見た景色が脳裏に焼きついていて、それが〈勝好ぶるぅ〉が生み出される遠因になったのかもしれませんね。
では、ここからはしばらく様々な〈勝好ぶるぅ〉をお楽しみいただきたいと思います。
いかがでしょうか?みなさまはどんな印象を受けられましたか?
最後に、使用例を一つ。
お皿自体が印象的なブルーでありながら、上に乗せたお料理の色も引き立てていますね。色鮮やかに見えます。私たちは青空をバックに景色を眺め「美しいなあ」と思うことが多いので、ブルーの背景は「美しいもの」と記憶されているのかもしれません。
11月に開催された益子陶器市では「この色に一目惚れしました!」とおっしゃっていた女性、「この色がいいの!」と強く主張していた女の子などを目撃しました。ファンが多い色ですので、機会を改めまして、今回掲載しきれなかった作品や新作をnoteでご紹介していければと思います。